報道発表資料

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2008年03月04日
  • 水・土壌

ダイオキシン類環境測定調査受注資格審査結果(平成20年度) について

 ダイオキシン類の環境測定の信頼性を確保するための措置の一環として、環境省が実施するダイオキシン類の環境測定を伴う請負調査については、あらかじめ測定機関の審査を行い、受注資格があると認めた機関に対して競争入札等の参加を認めています。
 平成20年度分の審査は、高分解能ガスクロマトグラフ質量分析法(GC/MS法)及び生物検定法について、平成19年10月16~19日の期間で申請を受け付け、実施しました。
 審査の結果、GC/MS法で申請15機関中の12機関(合格率:80%)、生物検定法で申請3機関中の2機関(合格率:67%)が合格しました。
 なお、合格機関には、原則、GC/MS法で平成20~22年度の3年間、生物検定法で平成20~21年度の2年間の受注資格が付与されます。

1. 経緯

 環境省では、ダイオキシン類の環境測定に係る精度管理の的確な実施を図るため、平成12年11月に「ダイオキシン類の環境測定に係る精度管理指針」を、平成18年3月に「ダイオキシン類の環境測定に係る精度管理の手引き(生物検定法)」を策定しています。
 こうした指針・手引きの普及を図り、ダイオキシン類の環境測定の信頼性を確保するための措置の一環として、環境省が実施するダイオキシン類の環境測定を伴う請負調査の受注資格審査を実施しています。

2. 受注資格審査の結果

 平成20年度分より受注資格審査は年1回のみとし、今回は、平成19年10月16~19日の期間で申請を受け付け、審査を実施しました。
 審査の結果、GC/MS法で申請15機関中の12機関(80%)、生物検定法で申請3機関中の2機関(67%)が合格しました(合格機関一覧は別紙1)。
 合格機関には、GC/MS法で平成20~22年度の3年間、生物検定法で平成20~21年度の2年間の受注資格が付与されます。ただし、平成18~19年度の合格機関が、測定対象項目を追加申請し合格した場合の有効期限は、現在有している期限までとなります。
 なお、平成20年度に受注資格を有する機関は、平成18~19年度の合格機関とあわせて、別紙2「平成20年度の環境省のダイオキシン類請負調査の受注資格を有している機関一覧」のとおりです(GC/MS法で87機関、生物検定法で4機関)。
 今回の結果は、本日付けで環境省掲示板(当省1階)及びホームページ(https://www.env.go.jp/chemi/dioxin/index.html)に掲載するとともに、各申請機関に対しては、合否の結果及び否とされた場合にはその理由を文書で通知します。

平成20年度審査結果

○ GC/MS法
申請機関数合格機関数合格率(%)
一貫分析機関8( 2)7( 2)88
試料採取専門機関 7 ( 1)5 ( 1)71
15 ( 3)12 ( 3)80

注:( )内の数字は、平成18~19年度に合格し、平成20年度に項目の追加を申請した機関の内数。

○ 生物検定法
申請機関数合格機関数合格率(%)
一貫分析機関3267
3267

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課ダイオキシン対策室
直通:03-5521-8291
代表:03-3581-3351
室長:田代 康彦(内6532)
室長補佐:只見 康信(内6580)
専門官:小村 知子(内6571)
担当:山本 健太(内6579)

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