報道発表資料

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2008年02月29日
  • 再生循環

「ペットボトルを始めとした容器包装のリユース・デポジット等の循環的な利用に関する研究会」の設置及び開催について(お知らせ)

 ペットボトルを始めとする容器包装について、容器包装リサイクル法に基づく「リサイクル」は一定程度進展してきましたが、更なる循環型社会の形成を目指して廃棄物の発生抑制とより一層の環境負荷低減を図るため、「リユース」や「デポジット」の導入について検討する研究会を設置し、第1回を下記の通り開催いたしますのでお知らせいたします。

1.日時

平成20年3月7日(金) 10:30~12:00

2.場所

中央合同庁舎7号館 9階 共用第903会議室 (東京都千代田区霞が関3-2-1)

3.議題(案)

  1. ペットボトルを始めとした容器包装のリユース・デポジット等に関する論点整理
  2. その他

(参考)ペットボトルのリユース等に関する主な論点

  • 循環型社会形成推進基本法においては、リサイクルよりもリユースの方が環境負荷の低減に有効な場合はリユースを優先すべきとされている。高い回収率等の一定の条件の下では、ペットボトルのリユースがリサイクルよりも環境負荷が低い可能性がある。
  • ドイツを始め諸外国では、ペットボトルのリユースを実施する例もある。また、日本国内においても、ペットボトルのリユースの実証実験の事例もある。
  • その一方、ペットボトルはガラスびんと異なり、その性質上、他の物質を吸着しやすく、食品衛生の観点から安全性が確保できないとの意見や、臭気が残るため商品の品質保持が困難との意見もある。
  • また、ペットボトルのリユースを実施する場合、消費者からの回収をいかに確保するか、収集運搬をいかに効率的に実施するか、またいかにインセンティブ付けを図るかといった社会システムの在り方も論点として考えられる。 等

4.検討体制

・ 安井 至(座長)
国際連合大学名誉副学長、東京大学名誉教授
・浅利 美鈴
京都大学環境保全センター 助教
・ 織 朱實
関東学院大学法学部 准教授
・ 西川 秋佳
国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 病理部長
・ 林 英一
PETボトルリサイクル推進協議会 リターナブル分科会委員長(日本コカ・コーラ(株) テクニカルコマーシャリゼーション パッケージグループ グループマネジャー)
・ 松永 和紀
サイエンスライター
・ 馬奈木 俊介
横浜国立大学経営学部 准教授
・ 森口 祐一
(独)国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター長
・ 若森 資朗
パルシステム生活協同組合連合会理事長

5.取材について

 取材を御希望の方は、3月6日(木)12:00(必着)までに、取材希望者ごとに電子メール又はFAXにより、報道機関名、氏名、御連絡先(電話番号、FAX番号、電子メールアドレス)を、以下の宛先まで御登録ください。なお、電子メールでお申し込みの場合は、件名に「ペットボトル等のリユース等研究会取材希望」と御記入ください。

宛先:
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課 リサイクル推進室宛
E-Mail:
YOURIHOU@env.go.jp / FAX : 03-3593-8262
セキュリティの関係上、事前登録がないと会場に入ることができませんので、必ず御登録ください。
当日、会場への入場の際は、本研究会の取材である旨をお伝えいただき、身分を証明するものを御提示ください。
連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
代表:03-3581-3351
直通:03-5501-3153
室長:西村 淳(内線6831)
室長補佐:小笠原 靖(内線6832)
担当:安藤 ・ 岸(内線6837,6823)