報道発表資料

この記事を印刷
2008年02月01日
  • 自然環境

『世界湿地の日』について(お知らせ)

 世界の湿地の保全を目的としたラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)が1971年2月2日に採択されたことを記念して、毎年2月2日は「世界湿地の日(World Wetlands Day)」とされています。この日にちなみ、2月2日の前後には、行政機関、NGO、市民団体など様々な団体により、湿地の価値に対する認識を高めるためのイベント(自然観察会や講演会等)が開催されますのでお知らせいたします。

1.世界湿地の日とは

 1971年2月2日にイラン・ラムサールにおいてラムサール条約が採択されたことを記念し、毎年2月2日は「世界湿地の日」と定められています。この日の近辺では、世界各地において湿地に関連するイベント等が企画されており、普及啓発の促進が期待されています。

2.今年のテーマ「健康な湿地、健康な人々」

 ラムサール条約事務局では毎年「世界湿地の日」のテーマを定めており、今年のテーマは「健康な湿地、健康な人々」です。これは、健康な湿地を維持することにより、食物や清潔な水、医薬品の供給等、人の健康に好適な影響がもたらされる一方で、湿地の管理が不適切だと、水の汚染や水に関係する疾病の発生、泥炭地の火事、洪水等、人の健康にとどまらず命さえも奪うような負の効果をもたらしかねないことを人々に紹介するものです。「健康な湿地、健康な人々」は、今年の10月28日から11月4日までの間、韓国で開催されるラムサール条約第10回締約国会議のテーマにもなっています。

3.別添資料

  • 別紙1:イベント一覧(環境省に寄せられた情報のうち主なものに限る。)
  • 別紙2:ラムサール条約の概要

(注)「世界湿地の日」についてはラムサール条約事務局が運営する以下のウェブサイト(英語)に詳細の説明があります。
http://www.ramsar.org/wwd/wwd_index.htm

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
電話番号 03-5521-8284(直通)
       03-3581-3351 (代表)
課長:星野 一昭(6460)
補佐:西山 理行(6475)
係長:尼子 直輝(6468)
担当:辻田 香織(6468)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。