報道発表資料

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2008年01月28日
  • 地球環境

鴨下環境大臣のダボス会議出席結果について(お知らせ)

 鴨下大臣は、1月25日(金)に日本を出発して、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)において、気候変動に関する公開フォーラムのパネリストとして討論を行うなどの活動を行い、27日(日)に帰国しました。

1.日程

平成20年1月25日(金)~27日(日)(ダボス会議への参加は1月26日)

2.概要

(1)
鴨下環境大臣は、1月26日(土)に、スイスのダボスにおいて開催中の世界経済フォーラム年次総会(通称「ダボス会議」)に出席しました。
(2)
鴨下大臣は、ダボス会議においては、地球温暖化問題に関する公開フォーラムに、UNEP事務局長、中国の環境問題の専門家、ブラジルやスイスの企業人とともにパネリストとして参加し、地球温暖化問題に対する先進国と新興国の対策の隔たりをどのように埋めるべきかという点やバイオ燃料の温暖化対策の位置づけなど、広範な話題について討論を行いました。
 特に、鴨下大臣は、COP13で合意されたバリロードマップの歴史的な評価を行うとともに、G8議長国としての日本がリーダーシップを発揮していくこと、安全保障という観点からも温暖化問題が重要性を増している中で、コベネフィット・アプローチのように支援される国の状況をも考慮した形で途上国支援や技術移転を行うことが重要であること等について発言しました。
(3)
また、このパネルディスカッションに先立ち、G8議長国の首相として地球温暖化対策の新しい提案を行った福田総理の特別講演に同席するとともに、世界のトップ企業の会長や社長から構成される国際ビジネス・カウンシル(IBC)との昼食会(非公開)に参加し、意見交換を行いました。
連絡先
環境省地球環境局
交渉官:清水 康弘(6147)
室長代理:小林 香(6278)
(代表)03-3581-3351
(直通)03-5521-8347