報道発表資料

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2007年12月25日
  • 自然環境

「アカガシラカラスバト保全計画づくり 国際ワークショップ」の開催について

 国内希少野生動植物種に指定されているアカガシラカラスバトは、小笠原諸島の固有種であり、生息個体数が40羽程度と推定され、環境省版レッドリスト(2006)において、最も絶滅のおそれの高い「絶滅危惧?A類」に分類されています。
今般、本種の保全を目的とした「アカガシラカラスバト保全計画づくり国際ワークショップ」が平成20年1月10日~13日の日程で、小笠原群島の父島において開催されることとなりましたのでお知らせします。
 このワークショップでは、海外から招聘した専門家、地域住民、様々な分野の関係者等が一堂に会し、本種に関して明らかとなっている情報を整理・共有して、保全のための目標を定めるとともに、その達成のために必要かつ実行可能な行動計画が作成される予定です。 (※環境省共催)

開催概要

「アカガシラカラスバト保全計画づくり 国際ワークショップ」

日程:
平成20年1月10日(木)~ 13日(日)
<おがさわら丸: 東京発1月9日(水)→ 東京帰着1月14日(祝)島内4日>
場所:
東京都小笠原村父島 小笠原村地域福祉センター
内容:
添付資料2「国際ワークショップ予定表」参照。
  ※網掛け一般公開のセッション等については、どなたでも自由に御参加いただけます。取材希望については、下記取材受付窓口までお願いします。
主催:
アカガシラカラスバトPHVA実行委員会
共催:
環境省、林野庁、東京都、小笠原村、(財)東京動物園協会、(社)東京都獣医師会、NPO法人小笠原自然文化研究所、NPO法人どうぶつたちの病院、日本獣医生命科学大学野生動物教育研究機構、小笠原自然観察指導員連絡会、国際自然保護連合種の保存委員会 野生生物保全繁殖専門家グループ(IUCN/SSC/CBSG)、 野生生物保全繁殖専門家グループ日本委員会(CBSG Japan)
事前勉強会○
日時:
平成20年1月8日(火)10時~17時
場所:
日本獣医生命科学大学(武蔵野市)
 ※一般公開はしていません。取材については、下記取材受付窓口までお願いします。<

「国際ワークショップ」とは

国際自然保護連合(IUCN)の「野生生物保全繁殖専門家グループ」(CBSG: Conservation Breeding Specialist Group)が提供するワークショップで、世界65カ国、170種以上の絶滅危惧種の実践的な保全計画づくりに採用された実績があります。

普及啓発のためのサイドイベントについて

 アカガシラカラスバトは、個体数が非常に少ないため、住民でも見たことのある人が少なく、小笠原においても「幻の鳥」となっています。
このため、ハトについて学ぶ現地説明会や企画展示を行います。
※添付資料3 「サイドイベント一覧」参照(期間:12月7日~1月19日)

 

取材受付窓口 

○実行委員会事務局
〒100-2101東京都小笠原村父島字宮之浜道 NPO法人小笠原自然文化研究所内
TEL/FAX 04998-2-3779 (堀越、鈴木、佐々木) 
国際ワークショップHP http://ogasawara.or.jp/karasubato/

○環境省小笠原自然保護官事務所(担当:中山・柳川)
〒100-2101東京都小笠原村父島字西町 ガゼボ2階
TEL 04998-2-7174 FAX 2-7175

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長 : 星野 一昭 (6460)
課長補佐 : 西山 理行 (6475)
係長 : 中島 治美 (6469)
直通  (03) 5521 - 8283

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