報道発表資料

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2007年12月17日

「始動する日本の排出量取引-自主参加型国内排出量取引制度の経験と今後の展望」の開催について(お知らせ)

 環境省では、平成17年度より実施している自主参加型国内排出量取引制度の実施結果を踏まえ、平成20年1月17日(木)に「始動する日本の排出量取引-自主参加型国内排出量取引制度の経験と今後の展望」と題しまして、シンポジウムを開催いたします。本シンポジウムでは、自主参加型国内排出量取引制度の第1期事業(平成17年度開始分)を評価、総括し、その成果や知見を広く紹介するとともに、国内排出量取引に関する今後の行方を展望していきます。

 国内排出量取引とは、一定量の排出枠を交付することにより国内の企業が排出削減に取り組むとともに、排出枠の過不足分を企業間で自由に取引する制度であり、市場メカニズムを活用することによって、最小コストで排出量の確実な削減を実現する、費用対効果の高い温暖化対策の一つです。
 EUでは2005年よりEU27カ国を対象としたEU域内排出量取引制度(EU-ETS)を実施しており、米国の東部10州においても2009年からの排出量取引の実施が既に決定されています。また、豪州、ニュージーランド、カナダにおいても世論の高まりとともにその導入が検討され始めています。
 我が国においては、温室効果ガスの費用効率的かつ確実な削減と国内排出量取引制度に関する知見・経験の蓄積を目的として、自主参加型の国内排出量取引制度を平成17年度から開始しています。平成17年度開始分の本制度(「第1期」という)が、本年8月末で終了したことを受け、本シンポジウムでは関係者から取組結果についてご報告いただくとともに、有識者の方々より今後の国内排出量取引に関する展望についても発表していただきます。詳しい内容と参加申込方法につきましては、下記をご覧下さい。

1.日時

平成20年1月17日(木)13:30~17:20

2.場所

都市センターホテル3F コスモスホール
http://www.toshicenter.co.jp/location/j_9000.htm

3.内容

別添資料参照

4.参加申込方法

傍聴を希望される方は、下記ホームページよりお申し込み下さい。
http://www2.convention.co.jp/jvets/

(注1)
環境省では受付をしておりません。
(注2)
上記ホームページの準備の都合上、受付開始は12/25(火)以降となる見込みですので、ご容赦下さい。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
直通:03-5521-8354
代表:03-3581-3351
室長 : 高橋 康夫(6737)
補佐 : 西村 治彦(6739)
補佐 : 二宮 康司(6757)
担当 : 吉田 宏克(6781)

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