報道発表資料
全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)は、全国各地で一斉に、肉眼や双眼鏡、カメラを使った身近な方法によって星空観察を行うものです。 参加者に光害や大気汚染などのない清澄な大気への関心を高めてもらうことを目的に、昭和63年(1988年)から、毎年2回(夏期及び冬期)実施している事業です。
環境省では、本事業を通じて清らかな大気の大切さを広くアピールするとともに、本観察結果を参考にしつつ、上空への漏れ光が少ない照明器具や明るすぎない照明を普及するなど、良好な屋外照明環境の形成、ひいては、地球温暖化の防止や地域の大気汚染の改善に向けて、より一層の施策の推進を図っていくこととしています。
平成19年度冬期観察は、平成20年1月27日(日)から2月9日(土)までを観察期間として実施します。参加方法等についての詳細に関する問い合わせは、各都道府県・政令指定都市・中核市の大気環境行政担当部局へ。
環境省子どものページ(スターウォッチング・ネットワーク)にも関連情報を掲載しています。
1.平成19年度冬期観察の実施
(1)観察期間:
平成20年1月27日(日)から2月9日(土)まで
(参加者は、この期間中に1日以上観察する)
(2)観察方法:
[1]肉眼による観察
高度の異なる天の川の3部分(ペルセウス座付近、ふたご座付近、いっかくじゅう座付近)を観察する。
[2]双眼鏡による観察
すばる(プレアデス星団)のラケット形の中の星について、何等級の星まで見えたかを観察する。
[3]星空の写真撮影
一眼レフカメラを使用し、天頂部分の夜空をリバーサルフィルム(スライド用フィルム)に撮影する。
(3)参加方法:
都道府県・政令指定都市・中核市の大気環境行政担当部局へ参加申込みを行う。
(4)定点観察:
別途、定点観察団体に依頼し、全国24地点において観察。 一般参加団体による写真撮影の方法(上記の(2) [3])と同様の方法で観察を行い、夜空の明るさを測定する。
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局大気生活環境室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8298
室長:志々目 友博 (内線6540)
室長補佐:中村 邦彦(内線6541)
担当:島田 佳代子 (内線6544)
林 浩司 (内線6544)