報道発表資料
8月4日(月)に開催されたAGBM会合は、午前中に全体会合を開催し、第1週の作業の進捗の報告を受けた後、新たに政策・措置に関するノングループを設けた。
現在交渉は、数量目標、政策・措置、組織・機構等に関するノングループや、その下に設けられた小グループにおいて、京都会議に向けて精力的に続けられている。
また、エジプト及びケニアを訪れる途中、ドイツ・ボンを訪れていた石井環境庁長官は、AGBM全体会合に出席するとともに、関係者と会談を行った。
現在交渉は、数量目標、政策・措置、組織・機構等に関するノングループや、その下に設けられた小グループにおいて、京都会議に向けて精力的に続けられている。
また、エジプト及びケニアを訪れる途中、ドイツ・ボンを訪れていた石井環境庁長官は、AGBM全体会合に出席するとともに、関係者と会談を行った。
1. | 全体会合 午前中、全体会合が開かれ、第1週目の成果と今後のスケジュールについて簡単な報告が行われた後、ICLEI(国際環境自治体協議会)、産業NGO、環境NGOからステートメントが行われた。その後、田辺大使から8月2日付けのNGOのニューズレター(ECO)の記事(注)に示されるような京都会議の成功を危うくするような提案は行っていない旨発言を行った。また、OECDの附属書[1]国専門家会合議長からは、共通的な実施の可能性のある政策措置に関する調査(コモンアクションスタディ)の進展に関する報告が行われた。 |
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2. | 数量目標(QELROs)に関するノングループ 全体会合の終了後、数量目標に関するノングループ会合が開催され、今週の議論の進め方等について、議論が行われた。途中、多くの小グループを設けることに対して途上国から異論が出たが、今回は特例として3つのグループをQELROSのノングループの下に設けることが了承された。
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3. | 政策措置に関するノングループ 8月4日午後、政策措置に関するノングループが開催された(議長は、SBI議長であるモーリタニアのマムード氏。)。概要は以下のとおり。
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4. | その他(組織・機構、途上国対策) 組織・機構等に関するノングループ(柴田議長)は、午前の全体会合の終了後及び午後に会合を開催した。 また、組織・機構等、第1週に議論が行われた条約第4条1項(途上国を含む全締約国の約束)の推進及び数量目標の一部についてノングループ座長による条文案が示された。 なお、このノンペーパーの中には、米国の提案する全締約国が講ずる政策・措置が掲示されていたが、それが比較的詳しいものであったため、ベルリンマンデートにおける先進国の講ずるものとしての政策・措置に関し、同国が規定を設けることに反対していることとの関係から多数の国々の関心を呼んだ。 |
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5. | 石井環境庁長官のボン訪問 石井環境庁長官は、総理の命により、ケニア、エジプトを訪問する往路、ドイツ、ボンを訪れ、全体会合の冒頭に出席するとともに、気候変動枠組条約のザミット・クタヤール事務局長、エストラーダAGBM議長と会談を行った。また、ドイツ連邦環境省を訪れ、ヤウク事務次官と会談を行い、政策措置の規定など一致して協力可能な分野があること、両国は京都会議の成功に向けて緊密に協力することを確認した。
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- 連絡先
- 環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課課 長:小林 光
調 整 官:関 荘一郎(6765)
課長補佐:石飛 博之(6737)
係 長:中尾 豊(6738)