報道発表資料

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1997年07月31日

アジア・太平洋環境会議(エコ・アジア'97)の開催について

環境庁は、神戸市とともに、9月7日(日)及び8日(月)の両日、神戸市において、アジア太平洋地域の23か国(予定)及び国際機関14機関(予定)から環境大臣等の参加を得て、「アジア・太平洋環境会議(エコ・アジア'97)」を開催する。
 今回の会合においては、国連環境開発特別総会の成果を受けたアジア・太平洋地域における今後の取組、特に、「地球サミット+10」(アジェンダ21の実施状況の評価のために2002年に開催される国連総会)に向けた取組について議論が行われる予定である。
1.開催の趣旨

 環境庁においては、アジア・太平洋地域の各国の環境大臣等が一堂に会する、自由な意見交換の場を提供することにより、この地域における環境分野での協力体制をより一層推進させ、同地域の持続可能な開発の実現に資することを目的として、これまで5回にわたり、アジア・太平洋環境会議(エコ・アジア)を開催してきた。(第1回:1991年7月、東京。第2回:1993年6月、千葉。第3回:1994年6月、埼玉。第4回:1995年6月、静岡。第5回:1996年6月、群馬)

 エコ・アジアにおいては、地球サミット以降これまで、本年6月に開催された国連環境開発特別総会に向け、アジア・太平洋地域の状況を踏まえ、地球サミットで合意された持続可能な開発に向けた取組について検討を進めてきたが、6回目となる本会合においては、同総会の成果を踏まえ、「地球サミット+10」に向けた、アジア・太平洋地域における今後の取組等について議論を行うことを予定している。

2.主催
  環境庁及び神戸市

3.共催
  (財)イオングループ環境財団、(財)環境情報普及センター

4.後援(予定)
外務省、国際協力事業団、海外経済協力基金、環境事業団、(財)水と緑の惑星保全機構、(財)地球・人間環境フォーラム、(社)海外環境協力センター

5.日時(詳細なプログラムは別紙のとおり)
  平成9年9月7日(日) 公開シンポジウム
          8日(月) ラウンドテーブル・ディスカッション

6.場所
  神戸国際会議場

7.参加者(予定)

(1) アジア・太平洋地域23か国の環境大臣等
オーストラリア、バングラディシュ、カンボジア、カナダ、中国、フィジー、インド、インドネシア、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、ニュージーランド、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、シンガポール、スリランカ、タイ、米国、ベトナム

(2) 国際機関14機関の代表
アジア開発銀行(ADB)、国連政策調整・持続可能な開発局(DPCSD)、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)、東西センター(EWC)、世界銀行(IBRD)、国際熱帯木材機関(ITTO)、経済協力開発機構(OECD)、南太平洋地域環境計画(SPREP)、国連地域開発センター(UNCRD)、国連開発計画(UNDP)、国連環境計画(UNEP)、国連環境計画・国際環境技術センター(UNEP-IETC)、国連環境計画・アジア太平洋地域事務所(UNEP-ROAP)、国連大学(UNU)

(3) その他
   国内有識者(経済界、民間団体、学識経験者等)

8.使用言語
  日本語及び英語(同時通訳あり)

9.その他
 会議の成果については、会議終了後(9月8日17時目途)、現地において会見を行う予定です。なお、取材要領については、後日ご案内します。

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部企画課
課  長:柳下正治(6731)
 課長補佐:岸部和美(6721)
 担  当:磯崎孝喜(6736)