報道発表資料
環境庁の「対馬野生生物保護センター」(長崎県対馬)が完成した。31日に開所し、8月1日より一般公開される。「対馬野生生物保護センター」では、ツシマヤマネコ等の生態や現状に関する普及啓発事業やこれらの保護増殖事業、調査研究業務を総合的に実施することとしている。
1.整備概要
(1)設置場所:長崎県上県(かみあがた)郡上県(かみあがた)町棹崎
(2)整備主体:環境庁直轄(関連整備:長崎県、上県町)
(3)整備期間:平成6年度~8年度(3ヶ年)
(4)事業費 :約5億円
2.整備の目的
ツシマヤマネコなど絶滅のおそれのある野生生物の生態や現状について展示物等により解説し、野生生物保護への理解や関心を深めるための普及啓発事業や、希少な野生生物の保護増殖事業、調査研究に関する業務を総合的に実施するための拠点施設として整備されたもの。
3.施設の概要
延床面積:811.6m2(センター本館)
構 造:RC造り2階建て(センター本館)
主な施設:展示室、視聴覚室、事務室
研究実験室、保護観察棟、野外飼育ゲージ、検疫飼育舎
4.利用案内
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料 :無料
休館日 :月曜日、祝祭日の翌日、年末年始
- 連絡先
- 環境庁自然保護局野生生物課鳥獣保護業務室
課長:小林 光 (6460)
担当:渕上、柴田(6463)