報道発表資料

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1997年07月28日

気候変動枠組条約ベルリンマンデートアドホックグループ(AGBM)第7回会合等の開催について

気候変動に関する国際連合枠組条約のベルリンマンデート・アドホックグループ(AGBM)第7回会合が、7月31日(木)から8月7日(木)に、ドイツ・ボンにおいて開催される。また、同会合に前後して、実施に関する補助機関(SBI)第6回会合、科学上及び技術上の助言に関する補助機関(SBSTA)第6回会合及び条約第13条に関するアドホックグループ(AG13)会合がそれぞれ開催される。
 COP3において西暦2000年以降の地球温暖化に関する取組に関する議定書等の法的文書を採択するに至るプロセスの中で、今回のAGBM会合は、議定書の条文案が各国に配布されてから最初のAGBM会合である。COP3までに残された会合は今回会合を含めて2回であり、実質的な交渉が行われる予定である。国際合意の全体的な姿についての各国共通の認識が着実に形成されることが期待される。
1.場所・日程・出席者等

 ・場 所: ドイツ・ボン
 ・日 程: 7月28日~7月30日及び8月5日: SBSTA第6回会合,SBI第6回会合、
  28日~30日          : AG13第5回会合
  31日~8月7日        : AGBM第7回会合
(詳細については、参考のとおり)
 ・我が国からの出席予定者
   環境庁、外務省、通商産業省、運輸省、農水省等関係省庁より約30名が出席予定。
   (当庁からの出席予定者)
浜中裕徳地球環境部長、小林光環境保全対策課長、鈴木克徳温暖化国際対策推進室長他

2.AGBM第7回会合の主たる討議事項
 ・附属書[1]締約国の
  {1}温室効果ガスの排出削減のための政策措置の強化方策
  {2}2000年以降の温室効果ガス排出削減のための数量的な排出抑制・削減目的のあり方
 ・全締約国による条約第4条1項の約束の実施の推進
 ・議定書に盛り込まれるべきその他の要素


(参考)7月28日(月)~8月7日(木)のスケジュール
    A M(10:00~13:00) P M(15:00~18:00)

 

 

 
7月28日
(月)
SBSTA(開会、SBSTAとSBIの作業分担、手続的事項)
SBI(開会、SBIとSBSTAの作業分担、予算)
SBSTA(関係国際機関との協力、通報)
AG13(開会、多国間協議(MCP)の機能と手続)
29日
(火)
SBI(通報、資金メカニズム)
AG13(MCPの機能と手続)
SBI(政府間会合の準備、NGOとの協議等)
AG13(MCPの機能と手続)
30日
(水)
SBSTA(技術開発と移転、共同実施活動)
AG13 (報告)
SBSTA(共同実施)
SBI(通報、技術開発と移転)
31日
(木)
AGBM(開会、議定書交渉) AGBM(議定書交渉)
SBI (ワークショップ)
8月1日
(金)
AGBM(議定書交渉) AGBM(議定書交渉)

 

 

 
4日
(月)
AGBM(議定書交渉) AGBM(議定書交渉)
5日
(火)
AGBM(議定書交渉)
SBI (報告)
AGBM(議定書交渉)
SBSTA(報告)
6日
(水)
AGBM(議定書交渉) AGBM(議定書交渉)
7日
(木)
AGBM(議定書交渉) AGBM(組織、報告)
*議定書の条文(案)の概要については添付ファイルを参照

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課長:小林 光(6740)
 地球温暖化対策推進室
 室長:鈴木克徳(6741)
 補佐:石飛博之(6757)
 補佐:田中聡志(6758)
 係長:中尾 豊(6738)