報道発表資料

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2007年09月21日
  • 地球環境

地球環境研究総合推進費一般公開シンポジウムの開催について 『日本にやってきた外国の生き物たち-外来種問題から見た生物多様性の危機-』

 環境省では、地球環境研究総合推進費(以下「推進費」という。)による研究成果を広く一般に発信し、最新の科学的知見を普及・共有することを目的として、『日本にやってきた外国の生き物たち-外来種問題から見た生物多様性の危機-』と題するシンポジウムを平成19年10月28日(日)に、こまばエミナースホールにて開催します。
 シンポジウムでは、最前線で活躍する国内の研究者から、外来種問題の要因や、自然生態系及びペット産業における現状など、外来種問題から見た生物多様性の危機について、わかりやすく御紹介します。また、アロマセラピストの大橋マキ氏の司会者により、講演者や行政担当者等を交えたパネルディスカッションを実施します。
 環境省では、地球環境問題に関心を持つ多くの方々の参加を呼びかけています。

1.開催趣旨

 環境省では、推進費における研究成果を一般に広く公開することを目的として、平成10年度から毎年度、公開シンポジウムを開催しています。
 本年度は、外来種問題を対象として『日本にやってきた外国の生き物たち』のテーマのもと、「外来種問題から見た生物多様性の危機」という視点から、外来種問題についてわかりやすく御紹介します。なお、基調講演の講演者には、特に両生類・爬虫類に精通され、全国で講演活動やテレビ出演など、幅広くご活躍の生物学者・千石正一氏をお招きしています。また、第2部では、アロマセラピストの大橋マキ氏の司会により、講演者や行政担当者等を交えたパネルディスカッション「外来種問題にどう対処するか?」を実施します。

(参考:地球環境研究総合推進費は、平成2年度から運用している競争的資金で、国立試験研究機関、独立行政法人、大学、民間研究機関等、様々な分野の研究機関、研究者の連携・協力の下に、地球環境研究が総合的に進められています[平成19年度予算額29.6億円、56の研究課題を実施中]。本研究資金により、地球環境の将来予測・影響・対策等に関する数多くの科学的知見を蓄積しつつあり、例えば、地球温暖化に関する研究成果は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第4次評価報告書へ引用されるなど、国際的にも貢献しています。)

2.主催

 環境省

3.開催期日及び場所

開催期日
平成19年10月28日(日) 13:30-17:00
開催場所
こまばエミナース ホール
東京都目黒区大橋2-19-5
  • 京王井の頭線「駒場東大前」駅西口から徒歩5分
  • 東急田園都市線「池尻大橋」駅北口から徒歩12分
  • 渋谷駅南口からタクシーで10分
  • 渋谷駅西口バスターミナル[4][17][18]番のりばから10分、「駒場」停留所下車すぐ

4.当日のプログラム

 地球環境研究総合推進費ホームページ参照(https://www.env.go.jp/earth/suishinhi/index.htm

5.主な講演者と講演内容

◎なぜ いてはいけないか ~外来種問題の要因~
千石 正一 ((財)自然環境研究センター 研究主幹)
○東洋のガラパゴス・小笠原を外来種から守れ!
大河内 勇 ((独)森林総合研究所 研究企画科長)
○日本のクワガタムシ、外国のクワガタムシ ~輸入ペット産業の光と陰~
五箇 公一 ((独)国立環境研究所 主席研究員)

6.参加申込

 本シンポジウムは、地球環境問題に関心を持つ多くの方々に参加を呼びかけており、参加費は無料です。
 参加を希望される方は、10月22日(月)までに住所、氏名、年齢、職業、電話番号、FAX番号、E-mailアドレスを明記の上、下記申込先にハガキ、FAX又はインターネット(E-mail又はホームページ)にてお申し込み下さい。
 申し込まれた方には、後日「申込受付完了ハガキ」を送付いたしますので、シンポジウム当日に受付までお持ち下さい。なお、会場の都合により、定員数(約450席)を超えるお申込みについてはお断りさせて頂く場合もございますので、予め御了承下さい。

<申込先>
(社)国際環境研究協会
FAX:03-3432-1975(TEL:03-3432-1844)
E-mail:sympo@airies.or.jp
ホームページ:http://www.airies.or.jp/suishinhi/
連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
室長:塚本 直也(内線6730)
 補佐:松浦 安剛(内線6732)
 担当:千葉 康人(内線6732)

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