報道発表資料
チーム・マイナス6%では、将来の地球を担う子ども達に、国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第4次評価報告書の各作業部会報告のメッセージを正しく伝え、温暖化問題と取組の必要性を「自分ごと化」させることを目的として、今年の秋以降、小学校4・5年生を対象とした「特別授業」の開催や、この授業の様子を映像化した「映像学習素材」、「学習テキスト」の全国展開を図ります。また、来年のG8サミット環境大臣会合サイドイベント等とも連携し、これらの「映像学習素材」等の学習成果を競うコンクール等も企画中です。
これらの一連の企画のキックオフ・イベントとして、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構/地球持続戦略研究イニシアティブと連携し、『地球温暖化防止 スペシャル・スクール』と題した特別授業を、10月8日に東京大学安田講堂にて開催します。
この特別授業は、3コマをIPCC第4次評価報告書の3つの作業部会の内容に準拠させています。また、講師については、3つの学習塾(日能研、四谷大塚、早稲田アカデミー)が地球温暖化防止のために従来の垣根を越えて連携し、各学習塾を代表する“スペシャル先生”が各コマを担当します。
特別授業「地球温暖化防止 スペシャル・スクール」開催概要
- 【日時】
平成19年10月8日(月・祝) 12:45~16:00 (※開場12:15~)
- 【会場】
東京大学安田講堂(東京都文京区本郷7-3-1)
- 【主催】
チーム・マイナス6%(環境省)
- 【共催】
東京大学サステイナビリティ学連携研究機構
地球持続戦略研究イニシアティブ- 【協力】
日能研、四谷大塚、早稲田アカデミー
- 【対象者】
小学生(4・5年生) 約230人
- 【受講料】
無料
- 【応募方法】
別紙参照
- ※
- 10/8当日の取材要領については、プログラムの詳細と併せて、後日ご案内いたします。
- ※
- 「映像学習素材」 等の展開方法及びコンクール企画についての詳細も、後日ご案内いたします。
授業内容(3コマ、各40分間)
- 1時間目 「温暖化って、どうなってるの?」
(※IPCC第4次評価報告書 第1作業部会:「自然科学的根拠」に準拠) - 担当:日能研 講師/篠田 義孝 氏
- 2時間目 「温暖化になると、どうなるの?」
(※IPCC第4次評価報告書 第2作業部会:「影響・適応・脆弱性」に準拠) - 担当:四谷大塚 講師/田部 眞哉 氏
- 3時間目 「温暖化を止めるには、どうしたらいいいの?」
(※IPCC第4次評価報告書 第3作業部会:「気候変動の緩和策」に準拠) - 担当:早稲田アカデミー 講師/的場 直人 氏
講師紹介(企業・団体名順、敬称略)
日能研 講師
篠田 義孝
(担当科目:社会科)

(担当科目:社会科)

四谷大塚 講師
田部 眞哉
(担当科目:理科)

(担当科目:理科)

早稲田アカデミー 講師
的場 直人
(担当科目:理科)

(担当科目:理科)

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)とは
「気候変動に関する政府間パネル(IPCC: Intergovernmental Panel on Climate Change)」は、人為起源による気候変化、影響、適応及び緩和方策に関し、科学的、技術的、社会経済学的な見地から包括的な評価を行うことを目的として、1988 年に世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)により設立された組織である。
IPCC は、議長、副議長、三つの作業部会及び温室効果ガス目録に関するタスクフォースにより構成される。それぞれの任務は以下の通りである。
IPCC は、議長、副議長、三つの作業部会及び温室効果ガス目録に関するタスクフォースにより構成される。それぞれの任務は以下の通りである。
- 第1作業部会:
- 気候システム及び気候変化の自然科学的根拠についての評価
- 第2作業部会:
- 気候変化に対する社会経済及び自然システムの脆弱性、気候変化がもたらす好影響・悪影響、並びに気候変化への適応のオプションについての評価
- 第3作業部会:
- 温室効果ガスの排出削減など気候変化の緩和のオプションについての評価
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8341)
室長:染野 憲治(内:6725)
担当:林 俊宏、清武 正孝(内:6793)