報道発表資料

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2007年08月10日
  • 保健対策

静岡県浜松市で発見された小型ドラム缶内部付着物の分析結果について

 「現在の浜松市内において、昭和20年代(昭和25年9月以降)に旧日本軍の毒ガス入りと思われるドラム缶を埋設している現場を目撃した」との証言情報が、環境省に寄せられた標記事案については、8月8日に実施した掘削確認調査において、旧日本軍のきい剤運搬貯蔵容器(甲型、硫黄マスタード用)と推定されるドラム缶が発見され、直ちに当該ドラム缶の回収及び密閉容器への収納・密閉の措置を講じたところです。
 収納・密閉措置の後、当該ドラム缶の内容物の採取を実施したところ、ドラム缶内には毒ガス成分が確認されなかったため、当該ドラム缶の内壁に付着した物質を採取、分析を行いました。
 その結果、当該付着物質からの毒ガス成分の検出はありませんでした。
 環境省では、今後、発見された缶の適切な処理、必要な原状回復等を着実に進めていくこととしています。

 

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課環境リスク評価室
tel:03(3581)3351
 室長:森下 哲(内線6340)
 室長補佐:菊池 圭一(内線6344)
 室長補佐:筒井 誠二(内線6341)

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