報道発表資料

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2007年08月08日
  • 保健対策

静岡県浜松市の事案に係る掘削調査結果について

 「現在の浜松市内において、昭和20年代(昭和25年9月以降)に旧日本軍の毒ガス入りと思われるドラム缶を埋設している現場を目撃した」との証言情報が寄せられた事案については、平成17年度に、環境省が静岡県及び浜松市と連携して、物理探査による埋設物の有無の確認を行い、証言情報に概ね合致する検知点を確認したところです。
 本日、環境省が、静岡県及び浜松市と連携し、関係省庁及び専門家の協力を得て、当該検知点において掘削確認調査を実施したところ、旧日本軍のきい剤入り容器と推定されるドラム缶(直径約47cm、高さ約74cm、重量57.9kg)(注:きい剤入り容器の重量は空の状態で約50kg)が1個発見されました。このため、直ちに当該ドラム缶の回収及び密閉容器への収納・密閉の措置を講じました。なお、ドラム缶の外側や掘削現場について毒ガス成分検知を行いましたが、検知はありませんでした。
 環境省では、今後、発見されたドラム缶の内容物についての確認を行い、その結果、毒ガス成分が確認された場合には、必要な手続きを経た上で、現地において無害化処理を実施することとしています。

 

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課環境リスク評価室
tel:03(3581)3351
 室長:森下 哲(内線6340)
 室長補佐:菊池 圭一(内線6344)
 室長補佐:筒井 誠二(内線6341)

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