報道発表資料
第31回国土開発幹線自動車道建設審議会が、平成10年12月25日(金)午前9時より内閣総理大臣官邸大ホールにおいて開催され、整備計画に格上げされる区間等についての審議がなされる。
環境庁長官は、当該審議会の委員として、環境保全の観点から発言することとしている。
主な審議内容
- 新たな整備計画:13区間221km (詳細は、別紙のとおり)
- 2車線区間の4車線化:9区間235km
- ジャンクション、インターチェンジの追加6箇所
環境庁長官発言の概要(予定)
- 今回の新規等の整備計画区間における今後の事業の実施に際し、大気、騒音などの環境保全に万全を期すこと。
- 以前に環境庁長官として意見を申し述べた区間について、その意見をも踏まえ、適切に対処すること。
- 今後の国土開発幹線自動車道の計画の具体化に当たって、地球温暖化防止の観点から二酸化炭素の排出削減に向けて、また、生物多様性保全の観点から、絶滅のおそれのある野生生物の保護について、十分配慮すること。
以前に環境庁長官が意見を述べた区間
路 線 名 | ※ 区 間 | |
H6. 6.24 | 第二東海・近畿自動車道 (第二東名・名神自動車道) |
東海:静岡県小山町~御殿場市 近畿:三重県菰野町~亀山市 |
H7. 6.28 | 近畿自動車道 (第二名神自動車道) |
大阪府高槻市~大阪府箕面市 |
H8. 5.17 | 第二東海自動車道 (第二東名自動車道) |
神奈川県秦野市~山北町 |
※区間については、国幹審に上程される部分のみを記載。
(参考資料)国土開発幹線自動車道建設審議会委員名簿
(平成10年12月18日現在)
1.会 長
小 渕 恵 三 内閣総理大臣
2.関係行政機関の長
宮 沢 喜 一 大蔵大臣 中 川 昭 一 農林水産大臣 与謝野 馨 通商産業大臣 川 崎 二 郎 運輸大臣 関 谷 勝 嗣 建設大臣 西 田 司 自治大臣 西 田 司 国家公安委員会委員長 堺 屋 太 一 経済企画庁長官 真 鍋 賢 二 環境庁長官 井 上 吉 夫 国土庁長官
3.衆議院議員及び参議院議員
深 谷 隆 司 衆議院議員 森 喜 朗 〃 池 田 行 彦 〃 綿 貫 民 輔 〃 小 沢 鋭 仁 〃 二 階 俊 博 〃 河 上 覃 雄 〃 青 木 幹 雄 参議院議員 片 山 虎之助 〃 佐 藤 雄 平 〃 木 庭 健太郎 〃 岩 佐 恵 美 〃
4.学識経験者
岡 野 行 秀 (財)道路経済研究所理事長 越 正 毅 日本大学教授 千 速 晃 新日本製鐵(株)代表取締役社長 豊 田 達 郎 (社)日本自動車工業会長最高顧問 濱 中 昭一郎 経済団体連合会輸送委員長 三 浦 知壽子 作家(曽野綾子) 三 宅 久 之 政治評論家 渡 辺 滉 (株)三和銀行代表取締役会長
整 備 計 画 区 間 (案) 路 線 名 整 備 計 画 (案) 区 間 延長(km) 東北横断自動車道
東北中央自動車道
〃
常磐自動車道
東関東自動車道
第二東海自動車道
中部横断自動車道
近畿自動車道
〃
〃
中国横断自動車道
四国横断自動車道
東九州自動車道遠野市 ~宮守村
米沢市万世町~米沢市窪田町
高畠町 ~上山市
新地町 ~山元町
三郷市 ~松戸市
秦野市 ~御殿場市
八千穂村 ~佐久市
名古屋市緑区 ~名古屋市名東区
菰野町 ~亀山市
高槻市 ~箕面市
龍野市 ~山崎町
阿南市 ~小松島市
北郷町 ~日南市9
9
24
16
10
33
23
15
18
20
25
10
9合 計 13区間 221
- 連絡先
- 環境庁企画調整局環境影響評価課環境影響審査室
室 長 :小林 正明(内線6231)
審査官 :辻 祐司(内線6236)