報道発表資料

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2007年07月17日
  • 自然環境

環境技術実証モデル事業 山岳トイレ技術分野における実証対象技術の選定について

 平成19年度環境技術実証モデル事業 山岳トイレ技術分野における実証機関である[1]秩父市、[2]社団法人沖縄県環境整備協会、[3]財団法人日本環境衛生センター、[4]財団法人日本環境整備教育センターにおいて実証対象技術の審査を行い、実証運営機関である特定非営利活動法人山のECHOから、新たな実証対象技術4件を承認したとの報告を受けましたので、お知らせいたします。

1.背景・経緯

 環境技術実証モデル事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業をモデル的に実施することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
 山岳トイレ技術分野の実証機関である[1]秩父市、[2]社団法人沖縄県環境整備協会、[3]財団法人日本環境衛生センター、[4]財団法人日本環境整備教育センターにおいて、平成19年4月24日から5月8日まで実証対象技術の募集を行ったところ、4件の申請がありました。

2.実証対象技術の選定

 [1]秩父市、[2]社団法人沖縄県環境整備協会、[3]財団法人日本環境衛生センター、[4]財団法人日本環境整備教育センターにおける各機関の技術実証委員会において、申請された技術の先進性や環境保全効果等の観点から審査を行い、実証運営機関である特定非営利活動法人山のECHOの主催するワーキンググループ会合において、4件の新規申請を承認したこと、2件([5]特定非営利活動法人山のECHOのニッコー株式会社の生物処理方式、[6]特定非営利活動法人グラウンドワーク三島の株式会社東陽綱業の生物処理方式)を継続としたことについて、環境省に報告がありました。
 詳細については、それぞれの実証機関の下記HPで確認できます。

[1]秩父市 http://www.city.chichibu.lg.jp/
株式会社豊南コーポレーションの生物処理方式
[2]社団法人 沖縄県環境整備協会 http://www.yama-echo.org/
株式会社ミカサのコンポスト処理方式
[3]財団法人 日本環境衛生センター http://www.jesc.or.jp/
株式会社地球環境秀明の生物処理方式
[4]財団法人 日本環境整備教育センター http://www.jeces.or.jp/
ネポン株式会社の生物処理方式
[5]特定非営利活動法人 山のECHO http://www.yama-echo.org/
ニッコー株式会社の生物処理方式(継続)
[6]特定非営利活動法人 グラウンドワーク三島 http://www.gwmishima.jp/
株式会社東陽綱業の生物処理方式(継続)

3.今後の予定

 各実証機関において、実証対象技術ごとの実証試験計画を策定し、実証試験を順次実施する予定です。

連絡先
環境省自然環境局自然環境整備担当参事官室
直通:03-5521-8281
 代表:03-3581-3351
 参事官:中野 安則(内6450)
 参事官補佐:中澤 圭一(内6452)
 担当:坂上 弘通(内6457)