報道発表資料
環境省で実施しているアスベストの大気濃度調査の現状や、本年5月に改訂を行ったアスベストモニタリングマニュアル(第3版)の改訂内容など、環境大気中のアスベスト測定に関する最新の話題を取り上げ、広く関係者への普及啓発を図ることを目的に「環境大気中におけるアスベスト測定法セミナー」を開催いたします。
本セミナーへの参加を御希望される方は、別紙の受講申込書に必要事項を記入の上、(社)全国環境保全推進連合会(全環連)までFAXにてお申し込みください。
アスベストは、耐熱性、耐薬品性等の優れた物性を数多く備えていることから、かつては工業原料として各方面にわたって幅広く利用されてきました。しかし、飛散したアスベストを吸入することにより石綿肺、肺がん、中皮腫等が引き起こされることが明らかとなり、現在ではアスベストの製造、使用等は一部の例外を除いて禁止されています。
しかし、アスベストを使用した建築物等の解体作業はこれからピークを迎えると考えられ、環境省では、建築物等を解体、改造、補修する際のアスベストの飛散防止対策を徹底するために、大気汚染防止法を改正して規制強化を図りました。
このような状況の下、法規制の遵守状況の確認や周辺住民への情報提供の手段として、また、地域の環境の状況を知る方法として、環境大気中におけるアスベスト濃度の測定は、今までにも増して重要な役割を担うと考えられます。
そこで、環境省で実施しているアスベストの大気濃度調査の現状や、本年5月に改訂を行ったアスベストモニタリングマニュアル(第3版)の改訂内容など、環境大気中のアスベスト測定に関する最新の話題を取り上げ、広く関係者への普及啓発を図ることを目的に本セミナーを開催いたします。
記
1.日時
平成19年7月30日(月) 14時~16時30分(受付13時15分~)
2.場所
大阪市立中央青年センター A棟7F 第1ホール
(大阪府大阪市中央区法円坂1-1-35)
3.主催
環境省
4.プログラム(予定)
- 14:00~14:50
「(仮題)環境省におけるアスベスト大気濃度調査の実施状況及びアスベストモニタリングマニュアルの改訂内容について」
木田 正憲(環境省 水・大気環境局 大気環境課)- 14:50~15:40
「(仮題)位相差顕微鏡によるアスベスト測定法の概要等について」
小坂 浩(元兵庫県立健康環境科学研究センター 研究員)- 15:40~16:30
「(仮題)電子顕微鏡によるアスベスト測定法の概要等について」
神山 宣彦(東洋大学 経済学部 経済学科 教授・理学博士)
5.対象
アスベスト測定事業者、行政機関 等
6.定員
200名(但し各団体・事業者等から2名までの先着順)
7.受講料
無料
8.申込方法
別紙の受講申込書に必要事項を記入の上、FAXにて下記の問い合わせ先までお申し込みください。
※ 受講申込み受付は、定員に達したため終了いたしました。
9.問い合わせ先
(社)全国環境保全推進連合会(全環連) アスベストセミナー係
〒113-0033 東京都文京区本郷3-14-10 泰生ビル4F
TEL:03-5684-5730
FAX:03-5684-5739
E-mail:eco@napec.or.jp
URL:http://www.napec.or.jp/
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局大気環境課
直通:03-5521-8295
代表:03-3581-3351
課長:松井 佳巳(6530)
課長補佐:木田 正憲(6537)