報道発表資料

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2007年06月26日
  • 自然環境

野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査の5月分の結果について

 「野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査」として東南アジアからの渡りに着目して、沖縄県で本年5月に捕獲したシギ・チドリ類等から採取したすべての検体から、高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されませんでしたのでお知らせします。

 本年5月12日~14日に沖縄県沖縄市泡瀬比屋根湿地あわせひやごんしっちにおいて捕獲したシギ・チドリ類等49羽より採取した、喉及び総排泄腔の粘膜、血液を鳥取大学農学部付属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センターにおいて、高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を検査した結果、すべて陰性でした。

野鳥名 検査結果
捕獲した鳥類 渡り鳥 メダイチドリ 1羽 陰性
シロチドリ 1羽 陰性
トウネン 1羽 陰性
ソリハシシギ 1羽 陰性
キアシシギ 19羽 陰性
アオアシシギ 4羽 陰性
アカアシシギ 1羽 陰性
イソシギ 3羽 陰性
小計 31羽
留鳥 バン 1羽 陰性
キジバト 2羽 陰性
カワセミ 1羽 陰性
シロガシラ 11羽 陰性
メジロ 3羽 陰性
小計 18羽
合計 49羽
連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長:星野 一昭(内線6460)

鳥獣保護業務室
 室長:猪島 康浩(内線6470)
 補佐:中澤 圭一(内線6471)
 専門官:徳田 裕之(内線6473)
 直通:03-5521-8285