報道発表資料

この記事を印刷
2007年04月26日
  • 水・土壌

平成18年度環境技術実証モデル事業小規模事業場向け有機性排水処理技術分野実証試験結果報告書について

平成18年度環境技術実証モデル事業小規模事業場向け有機性排水処理技術分野における実証試験結果報告書が、実証機関である大阪府により作成され、環境省が承認しましたのでお知らせいたします。

1.背景・経緯

 環境技術実証モデル事業(以下、「モデル事業」という。)は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために、普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業をモデル的に実施することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
 平成18年度モデル事業小規模事業場向け有機性排水処理技術分野において、実証機関である大阪府により「小規模事業場向け有機性排水処理技術(厨房・食堂、食品工場関係)実証試験要領(第3版)」(平成18年3月3日公表)に基づく試験が各実証対象技術(以下参照)について実施され、その結果が実証試験結果報告書として取りまとめられました。

2.報告書の内容

 今回実証試験を行った小規模事業場向け有機性排水処理技術は、小規模事業場(日排水量50m3未満を想定)である厨房・食堂、食品工場等からの有機性排水を適正に処理する排水処理技術(装置、プラント等)です。今回の実証試験により、排水処理性能等について確認されました。
 各技術毎の詳細な実証試験結果報告書等は、環境技術実証モデル事業ホームページ (URL https://www.env.go.jp/policy/etv/)から自由にダウンロードして頂くことができます。
 なお、モデル事業による技術実証の結果は、環境技術の性能を保証するものではなく、一定の条件下における環境技術の環境保全効果についてまとめたものです。個々の実証対象技術についての詳しい説明等は、各メーカーに直接お問い合わせ下さい。

平成18年度実証対象技術

  • 垂直重力式油水分離器(VGS)/環境技術開発者:日東鐵工株式会社
  • 食品残さ回収システム『ラクッちゃ~』/環境技術開発者:有限会社KOMATSU

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
室長:矢作 伸一(内6550)
 室長補佐:五十嵐元一(内6551)
 担当:奥 博貴(内6557)

関連情報

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。