報道発表資料
環境省では、平成18年のクマ類(注)の人里への大量出没の状況を踏まえ、クマ類の生息状況把握に資するために、各都道府県から情報収集を行っています。
この度、各都道府県からの報告をもとに、全国のクマ類の捕獲数及びクマ類による人身被害数を、平成19年3月末日での速報値として別添のとおり取りまとめましたので、お知らせいたします。
(注)ツキノワグマ及びヒグマを合わせてクマ類としています。
1.平成19年3月の状況
環境省から各都道府県等に対して、クマ類の捕獲数及び人身被害の状況について情報収集をした結果、平成19年3月の状況は以下のとおりです。
なお、冬眠期に入ったことから、クマ類の人里への出没は減少していますが、やむを得ず山中に入り込む場合は、引き続き十分な注意が必要です。
- 捕獲数: 9頭(うち非捕殺2頭)
- 人身被害件数: 0件
- 人身被害人数: 0名
2.平成18年度の累計(平成19年3月末現在)
- 捕獲数: 5,185頭(うち非捕殺506頭)
- 人身被害件数: 144件
- 人身被害人数: 150名
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室
直通:03-5521-8285
室長:猪島 康浩 (6470)
補佐:久保 芳文(6472)
専門官:片倉啓一郎(6474)