漂流・漂着ゴミ国内削減方策モデル調査：モデル地域の選定について（第一次選定）

１．概要

• 環境省は、平成19年度新規事業として、「漂流・漂着ゴミ国内削減方策モデル調査」を実施する。
• 具体的には、全国７地域程度のモデル地域を選定し、概況調査の上、環境保全上の価値が高い海浜等について、クリーンアップ（海岸清掃及び漂着物分類）とフォローアップ調査（分類結果の解析）により、効果的な清掃・運搬・処理の手法を検討する。
• 本調査は、民間委託調査として実施する。

２．モデル地域選定の考え方

（１）基本的な考え方

以下を基本的な要件として選定。

• 外国からの漂着が多い、または確認されている地域
• 漂着ゴミの処理または運搬に支障がある離島
• 二次災害が懸念される医療系廃棄物の漂着が多い地域

　また、漂流・漂着ゴミの被害の状況、地元自治体の協力の可能性等も判断材料として総合的に判断。

（２）モデル地域（第一次選定）

• 石川県（羽咋市羽咋・滝（はくい・たき）海岸）
• 福井県（三国町（みくにちょう）梶地先海岸）
• 三重県（答志島（とうしじま））
• 長崎県（対馬市越高（こしたか）海岸、志多留（したる）海岸）
• 沖縄県（石垣島吉原(よしはら)海岸～米原(よねはら)海岸）
  （西表島住吉(すみよし)海岸～星砂の浜(ほしずなのはま)～上原(うえはら)海岸）

３．今後の予定

• モデル地域の海浜のクリーンアップは、９月以降、年度内に３回程度を目途に予定。
• 具体的な日程については、モデル地域ごとに、海岸清掃イベント等の予定を勘案して決定する予定。

添付資料

• モデル調査添付資料 [PDF 116 KB]