報道発表資料

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2007年04月16日
  • 再生循環

第1回日中廃棄物・リサイクル政策対話について(結果概要)

3月29日、北京の国家環境保護総局(SEPA)にて、第1回日中廃棄物・リサイクル政策対話が開催され、日本側から環境省由田廃棄物・リサイクル対策部長他、中国側から国家環境保護総局汚染控制司 樊(ファン)司長他が出席しました。
 会議では、有害廃棄物対策における両国の協力の必要性、廃棄物の輸出入管理に関するアジア地域での連携の重要性、循環型社会・循環経済に向けた政策について議論が行われました。
 今後も、年一回政策対話を進める方向で調整することになりました。

1.経緯

 平成18年12月に中国・北京で開催された、日中韓三カ国環境大臣会合において、若林大臣と中国の周生賢(ジョウ・シェンシアン)環境保護総局長が会談し、両国間で部局長レベルの政策対話を行うことについて合意しました。その合意に基づき、第一回の政策対話が中国・北京で開催されました。

2.日程

平成19年3月29日(木) 9:00~11:30

3.開催地

中国・北京 国家環境保護総局

4.出席者

(日本側) 環境省 由田廃棄物・リサイクル対策部長他
(中国側) 国家環境保護総局汚染控制司 樊(ファン)司長他

5.概要

日中両国の廃棄物・リサイクル行政の概要について
 日中両国から、それぞれの行政分野の概要等について説明が行われた。中国側からは、日中間の廃棄物分野における協力関係を積極的に推進したい旨の表明がなされた。
有害廃棄物対策
 医療廃棄物対策や漂流・漂着ごみ対策等について意見交換を行った。
廃棄物の輸出入管理
 廃棄物の輸出入の動向や、両国の連携の重要性について意見交換を行った。
循環型社会・循環経済に向けた政策
 両国における3Rの取組について意見交換を行った。
このほか、今後、年一回の政策対話を開催し、来年は東京で開催する方向で調整を進めることとなった。
連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課
直通:03-5501-3152
 代表:03-3581-3351
 課長:紀村 英俊(内線 6811)
 課長補佐:瀧口 博明(内線 6814)
 担当:土居 哲也(内線 6818)