報道発表資料

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1997年04月30日

オゾン層保護対策推進月間の変更について

我が国では、これまで毎年7月を「オゾン層保護対策推進月間」として、オゾン層保護に係る普及啓発活動を実施してきたところであるが、この「オゾン層保護対策推進月間」を「国際オゾン層保護デー」(9月16日)にあわせ、9月に変更する。
  1. 趣旨

     我が国では、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」に基づき、1989年7月からCFC等のオゾン層破壊物質の規制が開始されたことを契機として、同年7月から、毎年7月を「オゾン層保護対策推進月間」と位置づけ、関係行事を実施してきた。
    一方、国連環境計画(UNEP)においては、1995年から、モントリオール議定書が採択された9月16日を「国際オゾン層保護デー」(International Day for the Preservation of the Ozone Layer)と定めている。
     このようななかで、我が国においても、本年がモントリオール議定書採択10周年であることを契機に、今後、「オゾン層保護対策推進月間」を毎年9月とすることとし、各種行事を集中的に実施することとした。
     
    (注)モントリオール議定書は、1987年9月16日に採択された。
     
  2. 本年度のオゾン層保護対策推進月間について
     
     本月間での実施事項として、現時点で次のものを予定している。
    (1) 環境庁において「オゾン層保護に関するセミナー」の実施
    (2) 各地域におけるフロン回収促進のための支援事業としてのセミナー、講習会等の集中的実施(環境庁と自治体との共催)
    (3) パンフレットの作成・配布等によるオゾン層保護に関する啓発
     
     なお、本年9月、「国際オゾン層保護デー」(9月16日)にちなんで、モントリオール(カナダ)において、国連環境計画(UNEP)により記念行事が開催されることになっている。
連絡先
環境庁大気保全局企画課
課長:櫻井  正人(内6510)
 広域大気管理室
 室長:佐々木元茂(内6560)
 担当:俣野  良造(内6564)