報道発表資料
ESCAP第5回北東アジア環境協力高級事務レベル会議が、2月24日(水)~ 26日(金)の3日間、神戸国際会議場(神戸市・ポートアイランド)で開催される。
今回は、本会議の下で実施、または実施を検討中のプロジェクトの推進、北東アジア地域における環境協力の枠組み等について議論される予定。
今回は、本会議の下で実施、または実施を検討中のプロジェクトの推進、北東アジア地域における環境協力の枠組み等について議論される予定。
- 1 目 的
- 本会議は、1992年の国連地球サミット(UNCED)の北東アジア地域でのフォローアップ
等を目的として1993年より開始。ESCAPに加盟する北東アジア地域の6カ国(日本、中国
、北朝鮮、モンゴル、韓国及びロシア)が、地域協力が不可欠な地球環境問題についての
協力の枠組み等を検討する。
- 2 主 催
- 国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)
(1993年から参加各国の持ち回りで開催されており、今回は、環境庁、外務省及び神戸市 が受け入れたもの。) - 3 参加者
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・参加国政府の環境及び外交担当者。
なお、開催国代表として、栗原博久環境政務次官が開会式で挨拶する他、
吉田裕長官官房審議官、後藤正之環境協力室長他が出席。
・国連開発計画(UNDP)、国連環境計画(UNEP)及びアジア開発銀行(ADB)等の代表。
・ESCAPからは水田加代子次長が代表として出席予定。
- 4 日程及び議題
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2月24日(水) (1) 開会式 (2) 討 議 ・21世紀に向けた北東アジア地域における環境協力の推進 ・既存、新規プロジェクトの検討 他 2月25日(木) (1) 討 議 ・北東アジア地域環境協力の枠組みの検討 ・神戸市の環境保全への取組 ・次回会合の開催 他 2月26日(金) (1)現地調査 (2)閉会
- 5 本会議の取材について
- 本会議は、24日の開会式(9:00~9:45)の撮影が可能。
なお、26日の会議終了後、16:00~16:30に、神戸国際会議場401会議室において、ESCAP関係者及び日本代表団から、記者会見を行う予定。
参 考
- 1 これまでの開催状況
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第1回 1993年2月 韓国・ソウル 第2回 1994年11月 中国・北京 第3回 1996年9月 モンゴル・ウランバートル 第4回 1998年1月 ロシア・モスクワ 第5回 1999年2月 日本・神戸(予定)
- 2 討議の内容
- これまでに開催された会議の中で、「石炭火力発電所における大気汚染削減」、「環境 汚染モニタリング・データ収集・比較・分析」、「既存の発電所における電気集塵システ ムの効率的改良」及び「ダクト注入式脱硫技術のデモンストレーション」の4プロジェク トの実現の可能性等について議論が進められており、今回も引き続き検討される。また、 北東アジア地域の環境協力の枠組み等についても検討される。
- 連絡先
- 環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課環境協力室
室 長:後藤正之(内線6742)
担 当:中澤圭一(内線6756)