環境技術開発等推進費における平成１９年度の新規課題募集（追加募集）について

１．公募の対象

（１）基礎研究開発　「健康リスク評価技術等分野」

　多種多様な環境リスク要因が健康に及ぼす影響についての総合的・複合的評価に必要な基礎研究を対象とし、以下の[1]～[3]に掲げるテーマを対象とする。

[1]環境リスク評価手法に関する研究

• バイオマーカーを用いた健康影響評価手法の研究
• ダイオキシン類の健康リスク評価に関する研究
• 臭素系ダイオキシンの健康影響、ばく露に関する研究
• 高感受性集団のリスク評価に関する研究
• 新しい環境リスク評価手法に関する研究

[2]小児の脆弱性を考慮したリスク評価の研究

　（人材養成に関する研究、ばく露評価手法の開発、健康影響評価手法の開発、試料バンキングシステム、医療福祉施策、リスクコミュニケーション、等）
　公募に当たっては、「小児の環境保健に関する懇談会報告書」（平成１８年８月）、５．今後の対応策と研究推進の方向性についての提言（P.６～)、を参考のこと。
　https://www.env.go.jp/chemi/report/h18-04/index.html

[3]

社会における環境リスクのとらえ方（リスク認知）に関する研究

（２）戦略的研究開発領域　「アジアの都市における自然共生型環境管理システムの研究」

　公募の対象とする研究開発領域及びその技術分野は、アジアの都市及び流域圏を対象として、健全な水循環の実現を含む、自然と都市活動の共生による持続可能な発展のための対策技術の適応性検討、社会モデル構築、シナリオ策定を行い、統合的な管理システムの検討を行うものである。
　研究に当たっては、アジアの都市、流域圏を具体的な研究対象として、その有効性を示す。さらに、必ず日本における自然と都市活動の共生に係る政策形成に資するシステムの内容について明らかにする。人文・社会科学的研究を含むことが望ましい。

（注）

地球環境研究総合推進費（https://www.env.go.jp/earth/suishinhi/index.htm）、廃棄物処理等科学研究費補助金（https://www.env.go.jp/recycle/waste_tech/kagaku/index.html）及び地球温暖化対策技術開発事業（https://www.env.go.jp/earth/ondanka/koubo_7/index.html）における対象技術分野に該当する研究開発課題は、公募の対象としない。

環境研究・技術開発の支援制度に関する問い合わせ（環境省の競争的研究資金等）
　https://www.env.go.jp/info/inquiry/shien.html

２．今後のスケジュール(予定)

３．公募の詳細

添付資料

• 平成１９年度環境技術開発等推進費（健康リスク評価技術等分野、戦略的研究開発領域）公募要領 [PDF 63 KB]