報道発表資料

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1999年01月29日

霞が関地域の本省庁等における自転車の導入・利用の実施について

「国の事業者・消費者としての環境保全に向けた取組の率先実行のための行動計画(率先実行計画)」(平成7年6月閣議決定)に基づく取組の一環として、この度、霞が関地域の本省庁を対象に、平成11年2月1日から霞が関自転車利用システムの運用を開始する。
 本取組は、環境負荷低減の観点から、政府自ら霞が関地域における業務に伴う短距離の移動手段を自動車等から自転車に転換し、その利用を推進するとともに、併せて、他の主体においても同様の取組が促進されることを期待するものである。
1.背景・経緯等

 率先実行計画に係る環境基本計画推進関係省庁会議申合せに基づき「職員が業務に用い る共用自転車の導入の可能性」を検討するため、関係省庁の参加のもとに、平成9年11 月から平成10年5月にかけてモデル実験が実施された。また、地球温暖化対策推進大綱 (平成10年6月19日地球温暖化対策推進本部決定)にも「政府の率先実行」として、 霞が関において自転車の共同利用を積極的に導入する旨が盛り込まれたところである。
 これらを踏まえ、この度、霞が関地域の本省庁共同のシステム(以下「霞が関自転車利 用システム」という。)として、環境負荷低減の観点から、政府自ら霞が関地域における 業務に伴う短距離の移動手段として自転車を導入し、その利用を推進するとともに、併せ て、他の主体においても同様の取組が促進されることを期待するものである。

2.霞が関自転車利用システムの概要

 霞が関地域の本省庁双互間の移動、本省庁と国会(衆・参議院)又は議員会館(衆・参 議院)との間の移動を対象として、各省庁間において、利用時の職員の遵守事項等必要な 事項を取り決めるとともに、各省庁の駐輪場の場所やその利用時間等の必要な情報の共有 等を図るものである(事務局:環境庁)。
 なお、自転車の調達及び管理は、各省庁ごと(又は合同庁舎ごと)に行われる(総数は 当面約120台)。

3.霞が関自転車利用システムの運用開始

 平成11年2月1日(月)から自転車の利用が可能な省庁について、同日から一斉に本 システムの運用を開始することとする。(その後、対応が可能となった省庁は、随時、導 入・利用を図っていくこととする。)

(参 考)

中央合同庁舎第5号館の自転車の導入・利用の実施について

自転車の調達及び利用
 自転車は、合同庁舎全体で一括して導入し、入居省庁(厚生省、国土庁、労働省、環境庁)の職員が共同で利用する。

自転車の導入台数
電動アシスト車 : 2台
軽  快  車 : 4台

(電動アシスト車については、今後、4台追加する予定である。)
自転車の利用時間
 午前9時30分から午後5時45分まで
駐輪場の場所
 1階荷物搬入口側スペース
連絡先
環境庁企画調整局環境計画課
課  長:細 谷 芳 郎(6220)
 計 画 官:今 田 長 英(6227)
 課長補佐:岸   毅 明(6282)
 担 当 者:松 本、山 本(6226)