報道発表資料

この記事を印刷
1999年01月29日

「大気汚染物質排出量のモニタリングと推計手法に関する専門家会合」の結果について

国連アジア太平洋社会経済委員会(ESCAP)が主催した「大気汚染物質排出量のモニタリングと推計手法に関する専門家会合」が1月27日(水)から29日(金)までの3日間、新潟のホテルイタリア軒で開催された。
 同会合では、今後、東アジア地域を対象とする二酸化硫黄(SO2)、窒素酸化物(NOx)等の発生源モニタリングや排出量推計手法に関するガイドライン等を作成する旨の会合レポートがとりまとめられた。
 同会合の成果は、2月24日(水)から26日(金)に神戸市で開催されるESCAPの高級事務レベル会合に報告される。

1.会議の正式名称
 大気汚染物質排出量のモニタリング手法と推計手法に関する専門家会合

2.開催主体  
 [1]主   催 国連アジア太平洋経済委員会(ESCAP)
 [2]ホスト機関 環境庁、外務省、新潟県及び新潟市

3.会 期  平成11年1月27日(水)~29日(金)

4.場 所  ホテルイタリア軒
 新潟市西堀通7番町1574番地

5.参加者

  1. 正式招請者
    中国、日本、韓国、モンゴル
  2. 専門家
    フィリピン、インドネシア、マレイシア、タイ、ベトナム
  3. オブザーバー
    アジア開発銀行、国連環境計画国際環境技術センター、長距離越境大気汚染条約事務局、北米環境協力協定事務局等

6.結果
 専門家会合は、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の「北東アジア環境協力プロジェクト」の 一環として、東アジア地域での発生源モニタリング及び排出量推計手法に関するガイドラインの作成、 発生源モニタリングに関する技術情報の共有、地域共通の取り組みの方向性を検討した。専門家会合の 主な成果は、報告としてまとめられたが、そのポイントは以下のとおりである。

  1. 今後、東アジア地域を対象とする二酸化硫黄(SO2)、窒素酸化物(NOx)等の発生源モニタリングマニュアルを作成する。
  2. これらの物質の排出量推計手法に関するガイドブックを作成する。

連絡先
環境庁大気保全局大気規制課
課 長:飯島 孝(6530)
 補 佐:飯豊 修司(6538)