報道発表資料

この記事を印刷
2006年12月22日
  • 大気環境

環境技術実証モデル事業 VOC処理技術分野(中小事業所向けVOC処理技術)における実証対象技術の選定について

平成18年度環境技術実証モデル事業VOC処理技術分野(中小事業所向けVOC処理技術)における実証機関である東京都において、実証対象技術を選定いたしましたので、お知らせいたします。

1.背景・経緯

 環境技術実証モデル事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業をモデル的に実施することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
 平成18年度VOC処理技術分野(中小事業所向けVOC処理技術)の実証機関である東京都において、10月26日から11月15日まで実証対象技術の募集を行ったところ、5件の申請がありました。

2.実証対象技術の選定

 東京都では、申請された技術について形式的要件や実証可能性を検討するとともに、東京都技術実証委員会において、技術の先進性や環境保全効果などの観点から検討を行い、環境省と協議の上、実証対象技術3件を選定しました。なお、詳細は実証機関である東京都のホームページ(http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/chem/etv/index.htm)からご覧頂くことができます。

  • Bioton(バイオトン) 環境技術開発者:株式会社荏原製作所
  • Kマットロール脱臭装置   環境技術開発者:東洋紡績株式会社
  • 酸化触媒方式VOC処理装置 環境技術開発者:株式会社山岸工業

3.今後の予定

 今後、実証対象技術ごとの実証試験計画を策定した後、実証試験を順次実施し、年度末までに実証試験結果報告書をとりまとめ、公表する予定です。

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通電話:03-5521-8297
 室長:矢作 伸一(内6550)
 室長補佐:五十嵐 元一(内6551)
 担当:奥 博貴(内6557)