報道発表資料

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2006年12月21日
  • 自然環境

「自然公園法50周年ポスター(五木ひろしさん出演)」の作成及び自然公園法50周年記念行事の実施について

平成19年は、我が国の国立公園や国定公園の根拠となる自然公園法が制定(昭和32年6月1日)されてから50周年目を迎えます。
 環境省では、この機会を踏まえて、国民に対して、自然公園への理解を高め、また、自然公園への来訪を呼び掛けることを目的として、歌手・五木ひろしさんの協力によるポスターを作成しました。
 このポスター作成をキックオフとして、平成19年の一年間をかけて、各種の行事を実施していくこととしており、日本の美しい自然を守る自然公園についてのPRを推進します。

1 自然公園法50周年記念ポスター(五木ひろしさん出演)の作成について

ポスター構図:

中部山岳国立公園上高地の風景を背景にして、五木ひろしさんが自然公園への来訪を呼び掛ける内容。全国の国立・国定公園の名称と代表的な国立公園の風景も紹介。

キャッチフレーズ:

「美しい日本の自然へ、でかけよう」

大きさ:

B2版カラー 発行部数:2万部

配布先:

環境省関係機関、関係地方公共団体、ビジターセンター等の国立公園関係施設の他、(社)日本旅行業協会の協力を得て旅行代理店等にも掲出する予定。

五木ひろしさんは、吸収源として大切な「緑の育成」を目的に「明日の地球を育てる」をスローガンとして活動を行うGreen Earth 21の実行委員長として活動に取り組んでいらっしゃいます。

2 自然公園法50周年記念行事の実施について

 自然公園法50周年を機に、国民に対して、広く自然公園の仕組みや各地の国立公園の情報を提供し、自然公園について理解を深めていただくための記念行事等を、平成19年の1年間をかけて実施します。
 具体的には、国立公園を舞台にした自然ふれあい行事の開催、ホームページでの国立公園情報の内外への発信など数次に分けてイベントを実施する予定であり、各イベントの詳細については、随時、記者発表する予定です。

(参考)自然公園法について

  • 自然公園法は、昭和6年に制定された国立公園法を全面的に見直す形で制定され、昭和32年6月1日に公布されました(施行は同年10月1日)。従来の国立公園法に比べて、国立公園、国定公園及び都道府県立自然公園という3つの公園制度からなる自然公園体系を確立したのが特徴です。
  • 自然公園法の目的は、優れた自然の風景地の保護と利用の増進。美しい我が国の自然風景や貴重な生態系を守るとともに、自然とのふれあいの場の提供や各地の観光振興にも寄与しています。
  • 指定状況(平成18年7月31日現在)
    国立公園
    28公園
    2,065,156ha 国土面積の5.46%
    国定公園
    55公園
    1,344,500ha 国土面積の3.56%
    都道府県立自然公園 309公園 1,959,143ha 国土面積の5.18%
    これらの自然公園への総延べ利用者数は、約9億人(平成16年度実績)に上ります。
  • 現在、環境省では、自然公園法制定50年を契機として、国立・国定公園の指定状況や管理運営の在り方の見直しに向けて点検作業を進めています。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局国立公園課
直通:03-5521-8277
 課長 鍛治 哲郎(内線 6440)
 課長補佐 則久 雅司(内線 6442)
環境省自然環境局自然ふれあい推進室
 直通:03-5521-8271
 室長 岡本 光之(内線 6419)