報道発表資料

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2006年11月22日
  • 地球環境

平成19年度京都議定書目標達成計画関係予算概算要求について

平成19年度京都議定書目標達成計画関係予算概算要求がまとまりましたのでお知らせいたします。 関係予算の概算要求額は、「京都議定書6%削減約束に直接の効果があるもの」が5841億円、「温室効果ガスの削減に中長期的に効果があるもの」が1617億円、「その他結果として温室効果ガスの削減に資するもの」が4283億円、「基盤的施策など」が507億円となっています。
1.
昨年4月28日の京都議定書目標達成計画の閣議決定を受け、18年度予算より、「京都議定書目標達成計画関係予算」をとりまとめることとしています(※)。
(※)平成15年度から17年度までは、地球温暖化対策推進大綱関係予算をとりまとめている。

2.
関係府省全体の平成19年度の同計画関係予算概算要求額は、次のとおりです。
19年度概算要求額  18年度予算額
A.京都議定書6%削減約束に直接の効果があるもの 5,841億円 5,035億円
(4,537億円)
B.温室効果ガスの削減に中長期的に効果があるもの 1,617億円 1,479億円
(1,209億円)
C.その他結果として温室効果ガスの削減に資するもの 4,283億円 3,736億円
(3,382億円)
D.基盤的施策など 507億円 316億円
( 329億円)

各分類の18年度予算額について:上段の額は、昨年未登録の既存予算の新規登録、分類の再整理などに伴い、19年度概算要求と比較可能となるよう18年度の予算額を再計算した額。下段カッコ内の額は、昨年度公表した18年度予算額。

3.
A~Dの4分類ごとの府省別内訳等は、別紙1及び別紙2のとおりです。
また、主な予算の例は別紙3のとおりです。


(注)4つの分類の考え方

  1. 「京都議定書6%削減約束に直接の効果があるもの」には、目標達成計画の別表にある対策や京都メカニズム活用の推進のために行う、対策実施への補助・支援、対策普及のための情報提供、実用化のための実証実験などが該当する。
  2. 「温室効果ガスの削減に中長期的に効果があるもの」には、主に京都議定書の第1約束期間の後に効果を発揮する対策・施策が該当する。具体的には、対策技術の開発、人材育成等が多く該当している。
  3. 「その他結果として温室効果ガスの削減に資するもの」には、対策・施策の主たる目的・効果が地球温暖化対策でないものが該当する。具体的には、治山事業等による森林の保全、廃棄物焼却等に伴う排出の削減、公共交通機関の整備などが該当する。
  4. 「基盤的施策など」には、我が国の温室効果ガスの排出削減等の効果を持たないものが該当する。具体的には、対策・施策の全般的な評価・見直し、排出量・吸収量の算定、気候変動の研究・監視観測、国際的な連携の確保などが該当している。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
課長:小川 晃範(6770)
課長補佐:鮎川 智一(6774)
担当:大橋 卓巳(6782)

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