報道発表資料
環境省では、昨年度、暖房温度が20℃でも暖かく効率的に仕事ができるビジネススタイル「ウォームビズ」を提唱し、地球温暖化防止行動の一つである、暖房温度を20℃にする取組を呼びかけました。
本年3月末に実施した「WARM BIZ」の実施状況に関するアンケート調査では、「WARM BIZ」の認知度は90.2%、例年より暖房使用時の室温を低く設定している企業は30.5%となっており、この割合をもとに推計した二酸化炭素削減量は約141万トン-CO2(約300万世帯の1ヶ月分のCO2排出量に相当)となりました。
ウォームビズ2年目の今年は、取組期間を11月1日から3月31日までと定めるとともに、ウォームビズをオフィスだけにとどまらず、各家庭にまで広げ、衣食住の取組としても展開していきたいと考えております。
1.調査の内容
- (1)
- 調査実施期間
- 平成18年3月24日~3月27日
- (2)
- 調査方法
- WEB形式のアンケート調査
- (3)
- 調査対象
- 調査会社所有のインターネットパネル(全国で会員約6万人)から無作為抽出した男女1200名
2.調査結果
- (1)
- 「WARM BIZ」の認知率(「WARM BIZ」を知っている人)
知っている | 90.2% | 知らない | 9.8% |
- (2)
- 1200名のうち、就業していると答えた554名(会社員・公務員・商工自営業者等)に対して、勤務先が暖房使用時の室温を例年に比べどのように設定しているかを質問し、低く設定していると回答した者の割合
暖房使用時の室温を例年より低く設定している | 30.5% |
- (3)
- 二酸化炭素削減量の推計
- 例年より暖房使用時の室温を低く設定したことによる二酸化炭素削減量は約141万トン-CO2(約300万世帯の1ヶ月分のCO2排出量に相当)
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室
プロジェクトリーダー:吉野議章(内:6763)
担当:林、清武(内:6792)