報道発表資料

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1999年01月18日

「生きものと共生する地域づくりシンポジウム」開催のお知らせ-地域レベルの生物多様性保全を考える-

地域における生物多様性の保全について国民の関心と理解を深めるため、下記のとおりシンポジウムを開催することとなりましたので、お知らせします。

1.開催日時

平成11年2月3日(水)午後1:00~4:30

2.会場

長崎県佐世保市西海パールシーセンター クロスホール
(住所;長崎県佐世保市鹿子前町1008 )

3.主催

環境庁自然保護局

共催

長崎県

4.テーマ

生きもののにぎわいのある地域づくり

5.内容

多様な自然環境を有するわが国においては、それぞれの地域での自然特性に応じた生物多様性保全のあり方を考えていく必要がある。この観点から、環境庁では平成9年度に長崎県佐世保市周辺をモデル地域として、生物多様性保全のための地域計画を策定したところ。これを受けて、本シンポジウムでは、関係行政機関担当者、研究者などから長崎県における生物多様性保全の取組みについてさまざまな事例を紹介するとともに、パネリストを交えたワークショップ形式により「生物多様性の豊かな地域」の具体像について意見交換、議論を行い、生きものと共生する地域づくりをすすめる新たな端緒とするもの。

6.参加者

一般参加 100名程度(参加料無料)

7.連絡先

長崎県生活環境部自然保護課
(電話;095-824-1111(代表) 内線2384)

シンポジウムのプログラム予定

1. 主催者挨拶:
鹿野 久男/環境庁長官官房審議官
2. 特別講演:「生物多様性の保全とは -生物多様性からみた長崎県の特色と課題-」
 伊藤 秀三/長崎大学名誉教授・長崎県自然環境保全審議会会長
専門は植物生態学。長崎県内各地の植生調査をはじめ、国内外の島嶼、特にガラパゴス諸島、ハワイ群島、小笠原諸島等の多くの島々で植物生態に関する調査研究を重ねる。
3.

ワークショップ:「生きもののにぎわいのある地域づくりに向けて」

パネリスト;

伊藤 秀三/長崎大学名誉教授・長崎県自然環境保全審議会会長

重松 敏則/九州芸術工科大学教授
 専門は造園学、緑地保全学。長年のフィールド実験を通して里山の植生とその多様な景観、種の多様性等を維持管理する方法を研究する。イギリスのBTCV(英国自然環境保全ボランティア)の活動を知ったことをきっかけに、里山の保全・管理を市民の手で行うことを提案。

春田 章博/(株)カーターアート環境計画 環境技術部取締役部長
 コンサルタントとして日本道路公団「日光宇都宮道路造園基本設計」等のエコロードづくりの先駆け的業務や、最近では建設省「ビオトープのネットワーク化計画検討」「道路空間におけるビオトープ整備手法検討」等、ビオトープづくりを多く手がけており、生物多様性に配慮した技術工法に造詣が深い。

里見 正毅/佐世保市「柚木ホタルの里づくりの会」会長
 昭和63年教職を定年退職の後、郷里への定住を機に同会を発案。柚木地区26町内会から各1名の「ホタルの里づくり推進委員」を選出し、地区の総意により活動を開始。10年計画でゲンジボタルの増殖運動に取り組み、農業従事者への協力依頼、河川工事の際のホタルブロック使用の働きかけ、ホタル養殖場設置等の活動を続けてきた。この結果、現在柚木地区は佐世保市周辺でのホタルの名所ともなっている。

上杉 哲郎/長崎県生活環境部自然保護課長

中島 尚子/環境庁自然保護局計画課計画係長

連絡先
環境庁自然保護局計画課
課 長:小林 光 (6430)
 審査官:岡本 光之(6435)
 係 長:中島 尚子(6434)