報道発表資料

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2006年09月19日
  • 再生循環

廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度等について

平成16年12月1日から平成17年11月30日までの1年間の全国の廃棄物焼却施設(一般廃棄物焼却施設と産業廃棄物焼却施設)における排ガス中のダイオキシン類濃度の測定結果等について調査し、その結果を取りまとめたので公表する。
 この1年間に全国の廃棄物焼却施設から排出されたダイオキシン類の総量は、約135グラムと推計された。その内訳は、一般廃棄物焼却施設からのものが約62グラム(前年比2グラム減少)、産業廃棄物焼却施設からのものが約73グラム(前年比4グラム増加)であった。これは、昨年の同期間(平成15年12月1日から平成16年11月30日まで)における廃棄物焼却施設からのダイオキシン類の推計排出量約133グラムと同程度である。
 また、昨年6月24日に変更した「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」では、今後、老朽化した施設の更新が行われることを踏まえて、平成22年に、廃棄物焼却施設からの排ガス中のダイオキシン類排出量を、平成15年の145グラムに比べ約30%削減することを目標としている。なお、平成17年の実績では平成15年に比べ約7%削減されている。

経緯

 平成12年9月に策定された「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」では、平成14年度末に廃棄物焼却施設からのダイオキシン類排出量を平成9年に比べ、約92%削減することを目標としていたが、平成15年の実績では約145グラムと約98%削減されており、目標を達成している。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課課長 関 荘一郎
技術専門官 作田 淳也(内線6846)
 担当 鈴木あや子(内線6857)

環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課課長 木村 祐二
課長補佐 葛西 聡(内線6873)
 担当 山田 浩司(内線6876)
 (代表03-3581-3351)

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