報道発表資料

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1996年12月27日

第30回国土開発幹線自動車道建設審議会について

第30回国土開発幹線自動車道建設審議会が、平成8年12月27日(金)午前10時30分より総理府講堂において開催され、基本計画及び整備計画に格上げされる区間等についての審議がなされる。
 環境庁長官は、当該審議会の委員として、環境保全の観点から発言することとしている。

<主な審議内容>
  1.新たな基本計画:25区間886km (詳細は、別紙1のとおり)

  2.新たな整備計画:36区間982km (詳細は、別紙2のとおり)

  3.ジャンクション、インターチェンジの追加26箇所

<環境庁長官発言の内容>

 1. 国土開発幹線自動車道の新規基本計画区間については、今後の整備計画の策定に当たって、環境保全の観点から、十分な調査・検討を行うようお願いする。
 2. 高速自動車国道の整備計画に関しては、今後、事業の実施に際して、環境の保全に十分配慮し、また、以前に環境庁長官として意見を申し述べた区間についてはその意見をも踏まえ、適切に対処されるようお願いする。
 3. さらに、これらの区間を含め今後の国土開発幹線自動車道の計画の具体化に当たっては、地球温暖化防止の観点から二酸化炭素の排出削減に向けて、また、生物多様性保全の観点から、絶滅のおそれのある野生生物の保護について、十分配慮されるようお願いする。

<以前に環境庁長官が意見を述べた区間>

  路 線 名 ※ 区   間
H6. 6.24 第二東海・近畿自動車道
(第二東名・名神自動車道)
東海:静岡県御殿場市~長泉町
近畿:三重県四日市市~菰野町
H7. 6.28 近畿自動車道
(第二名神自動車道)
京都府城陽市~大阪府高槻市
大阪府箕面市~兵庫県神戸市
H8. 5.17 第二東海自動車道
(第二東名自動車道)
神奈川県海老名市~秦野市
H8.12.11 東関東自動車道
(東京外かく環状道路)
千葉県松戸市~市川市

※区間については、国幹審に上程される部分のみを記載。

参考資料1,2(整備の流れ、審議会委員名簿)、別紙1、2(基本計画・整備計画区間)については添付ファイルを参照。

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局環境影響評価課環境影響審査室
室  長:寺田 達志(内線6231) 
 審査官:辻   祐司(内線6236)