報道発表資料

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2006年04月27日
  • 大気環境

平成17年度環境技術実証モデル事業VOC処理技術分野(ジクロロメタン等有機塩素系脱脂剤処理技術)実証試験結果報告書について

平成17年度環境技術実証モデル事業VOC処理技術分野(ジクロロメタン等有機塩素系脱脂剤処理技術)実証試験結果報告書が、実証機関である東京都により作成され、環境省が承認しましたのでお知らせいたします。

1.背景・経緯

 環境技術実証モデル事業(以下、「モデル事業」という。)は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために、普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業をモデル的に実施することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
 平成17年度環境技術実証モデル事業VOC処理技術分野(ジクロロメタン等有機塩素系脱脂剤処理技術)において、実証機関である東京都により、環境技術実証モデル事業VOC処理技術分野「ジクロロメタン等有機塩素系脱脂剤処理技術実証試験要領(第2版)」(平成17年6月9日公表)に基づく試験が各実証対象技術(以下参照)について実施され、その結果が実証試験結果報告書として取りまとめられました。

2.報告書の内容

 今回実証試験を行ったVOC処理技術(ジクロロメタン等有機塩素系脱脂剤処理技術)は、鍍金・金属加工業において、金属類を脱脂、洗浄する際に利用するジクロロメタン等有機塩素系脱脂剤(VOCの一種)による排ガスを、吸着、凝縮・吸着等の方法により適切に処理するものです。今回の実証試験により、排ガス処理性能等について確認されました。
 各技術毎の詳細な実証試験結果報告書等は、環境技術実証モデル事業ホームページ (URL http://etv-j.eic.or.jp)から自由にダウンロードして頂くことができます。
 なお、モデル事業による技術実証の結果は、環境技術の性能を保証するものではなく、一定の条件下における環境技術の環境保全効果についてまとめたものです。個々の実証対象技術についての詳しい説明等は、各メーカーに直接お問い合わせ下さい。

平成17年度実証対象技術

VOC回収・脱臭装置/環境技術開発者:日本デオドール株式会社
KフィルターVOC吸着回収装置/環境技術開発者:東洋紡績株式会社

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
室長:徳永 泉(内6550)
 室長補佐:五十嵐 元一(内6551)
 担当:根岸 美好(内6573)

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