報道発表資料

この記事を印刷
2006年03月15日
  • 総合政策

平成18年版環境統計集の発行について

環境について理解し、効果的な環境保全対策を講じるためには、環境に関連するデータの集積と活用が重要です。このため環境省では、環境の状態に関するデータや、環境への負荷に関するデータ、環境問題に対して講じた対策に関するデータを幅広い視点で集約した「環境統計集」を発行しました。

1環境統計集の特徴

 行政、産業界、研究機関等の実務の場で活用されるよう、グラフ・図による掲載ではなく、具体的な数値を盛り込んだ表形式ですべてのデータを提供することとし、その際には可能な限り、[1]経年変化データ、[2]詳細な種別データ、[3]地域別(都道府県、国別)データを盛り込むよう努めました。

 収録したデータは、環境の状況に関するデータのみならず、環境問題の原因となる環境への負荷に関するデータや、環境問題に対して講じた施策に関するデータを幅広く対象としました。具体的には、経済協力開発機構(OECD)や国連持続可能な開発委員会(UNCSD)における環境指標に関する検討結果等も踏まえ、環境問題の構成を「人間活動」⇒「負荷」⇒「状態」⇒「対策」というサイクルで捉え、「人間活動」及び「負荷」をD指標(環境への負荷等の駆動力、driving force)、「状態」をS指標(環境の状態、state)、「対策」をR指標(社会的対策、responce)の3類型のデータを掲載しました。

 環境省ホームページ内(https://www.env.go.jp/doc/toukei/index.html)に電子データを掲載する予定です。

2環境統計集の構成

1章・・・経済社会一般 6章・・・化学物質
2章・・・地球温暖化 7章・・・自然環境
3章・・・物質循環 8章・・・地球環境
4章・・・大気環境 9章・・・環境対策全般
5章・・・水環境  

3環境統計集の入手方法

 一般の書店を通じて購入できます。 1部 2,200円
 入手についての問い合わせ先は、以下のとおりです。
   (株)ぎょうせい(営業部) 電話 03-5349-6654
                   FAX 03-5349-6677

連絡先
環境省総合環境政策局環境計画課
課長:佐野 郁夫(6220)
 担当:藤井好太郎(6250)
    :増田 政博(6254)