報道発表資料
2006年03月22日
- 水・土壌
中央環境審議会土壌農薬部会土壌汚染技術基準等専門委員会報告書「油汚染対策ガイドライン-鉱油類を含む土壌に起因する油臭・油膜問題への土地所有者等による対応の考え方-」の取りまとめについて
先般、中央環境審議会土壌農薬部会土壌汚染技術基準等専門委員会(委員長:森田昌敏 独立行政法人国立環境研究所客員研究官)において、同専門委員会報告書「油汚染対策ガイドライン-鉱油類を含む土壌に起因する油臭・油膜問題への土地所有者等による対応の考え方-」が取りまとめられました。3月31日に開催される同部会に報告され、今後のフォローアップのあり方について審議される予定です。
環境省は、本日付で、本ガイドラインを都道府県・土壌汚染対策法政令市に通知します。
環境省は、本日付で、本ガイドラインを都道府県・土壌汚染対策法政令市に通知します。
1.概要
平成17年6月24日に開催された中央環境審議会土壌農薬部会(第19回)で、同部会土壌汚染技術基準等専門委員会において、油によって汚染され油臭や油膜といった生活環境保全上の支障が生じているときの対応についてガイドライン化することを検討することとされました。
これを受けた同専門委員会の検討の結果、平成18年3月8日に開催された第9回同専門委員会で「油汚染対策ガイドライン-鉱油類を含む土壌に起因する油臭・油膜問題への土地所有者等による対応の考え方-」が取りまとめられました。
本ガイドラインは、鉱油類を含む土壌に起因して、その土壌が存在する土地の地表、あるいはその土地にある井戸の水や池・水路等の水に油臭や油膜が生じているときに、土地の所有者等が、その土地においてどのような調査や対策を行えばよいかなどについて、基本的な考え方と、取り得る方策を選択する際の考え方などを取りまとめたものです。
本ガイドラインについては、3月31日に開催される同部会に報告され、今後のフォローアップのあり方について審議される予定です。
なお、環境省は、本ガイドラインの周知を図るため、本日付で本ガイドラインを都道府県・土壌汚染対策法政令市に通知します。
2.本ガイドラインの入手方法
本ガイドラインは、環境省ホームページ(https://www.env.go.jp/water/dojo.html)の水・土壌・地盤環境の保全関係土壌関係の欄から入手いただけます。
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局土壌環境課
課長:鏑木 儀郎(6650)
課長補佐:太田 志津子(6652)
課長補佐:佐藤 宏昭(6651)
担当:山添 泰一(6656)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成18年3月10日
- 中央環境審議会土壌農薬部会(第20回)の開催について
- 平成18年2月15日
- 中央環境審議会土壌農薬部会土壌汚染技術基準等専門委員会(第9回)の開催について
- 平成18年1月19日
- 中央環境審議会土壌農薬部会土壌汚染技術基準等専門委員会報告書案「油汚染対策ガイドライン(案)-鉱油類を含む土壌に起因する油臭・油膜問題への土地所有者等による対応の考え方-」に対する意見の募集について
- 平成17年12月20日
- 中央環境審議会土壌農薬部会土壌汚染技術基準等専門委員会(第8回)の開催について
- 平成17年10月24日
- 中央環境審議会土壌農薬部会土壌汚染技術基準等専門委員会(第7回)の開催について