報道発表資料

この記事を印刷
2006年02月28日
  • 地球環境

第9回日韓環境保護協力合同委員会の開催結果について

1.概要

 第9回日韓環境保護協力合同委員会が、2月28日(火)、東京において開催された。本委員会は、平成5年6月に締結された「環境の保護の分野における協力に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定」(日韓環境保護協力協定)に基づき開催されるもので、前回は平成15年7月23日にソウルにおいて行われた。

2.出席者

 本委員会には、日本側から深田博史外務省国際社会協力部参事官を首席代表とする外務省、環境省等の関係者が、韓国側から申富南(シン・ブナム)外交通商部国際経済局審議官(環境担当)を首席代表とする外交通商部、環境部、海洋水産部等の関係者がそれぞれ出席した。

3.結果概要

 本委員会では、両国の環境政策についての報告に続き、北東アジア地域及び地球規模の環境問題等について、率直な意見交換がおこなわれ、両国は、環境分野における協力を一層強化していくことを確認した。
 具体的には、日本海沿岸等に漂着するゴミの問題に係る今後の対応案について検討したほか、アスベスト対策について日本側の取組みを紹介した。また、日韓両国は、日韓首脳間で交渉開始に基本的に合意した「日韓渡り鳥保護条約」について、その推進につき合意した。

連絡先
環境省地球環境局(旧)環境保全対策課環境協力室
室長:田中 聡志(6760)
 補佐:外山 洋一(6761)
 担当:藤井 進太郎(6767)

外務省アジア大洋州局北東アジア課