報道発表資料
東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の第7回政府間会合が、11月21日(月)~22日(火)に、新潟市内で開催されます。
本会合では、EANETの拠出を行うための適切な基盤となる文書について議論を開始するという「決定案」、酸性雨に係るこれまでの科学的知見等を整理した政策決定者向け報告書、今後5年間にEANETとして進めるべき越境大気汚染に関する調査研究等に係る計画案等が検討されます。
21日(月)17時から、小池環境大臣を含む各国閣僚級及びUNEPテプファー事務局長が参加してハイレベルセグメントが開催され、EANETの今後の方向性についての意見交換等が行われる予定です。(会合冒頭及びハイレベルセグメント冒頭に頭撮り可)
また、23日(水)に、新潟県及び新潟市の共催により、東アジア酸性雨問題国際フォーラムが開催され、越境大気汚染問題への欧州及び東アジアでの取組が紹介されます。
本会合では、EANETの拠出を行うための適切な基盤となる文書について議論を開始するという「決定案」、酸性雨に係るこれまでの科学的知見等を整理した政策決定者向け報告書、今後5年間にEANETとして進めるべき越境大気汚染に関する調査研究等に係る計画案等が検討されます。
21日(月)17時から、小池環境大臣を含む各国閣僚級及びUNEPテプファー事務局長が参加してハイレベルセグメントが開催され、EANETの今後の方向性についての意見交換等が行われる予定です。(会合冒頭及びハイレベルセグメント冒頭に頭撮り可)
また、23日(水)に、新潟県及び新潟市の共催により、東アジア酸性雨問題国際フォーラムが開催され、越境大気汚染問題への欧州及び東アジアでの取組が紹介されます。
I 東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)第7回政府間会合
1.EANET政府間会合について
- EANET政府間会合は、EANET参加国及び関連国際機関等の代表が参加し、EANET活動に関する意思決定を行う会合であり、毎年1回開催されています。
- 政府間会合は各国持ち回りで行われており、我が国では第2回会合が2000年に新潟で開催され、この会合で2001年1月からのEANETの正式稼動が決定されました。
- ※
- 東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)については、別添参照
2.主催
- 主催:
- EANET事務局(国連環境計画アジア太平洋地域資源センター)
EANETネットワークセンター((財)日本環境衛生センター・酸性雨研究センター)
環境省、新潟県、新潟市
3.日時及び場所
- 日時:
- 11月21日(月)9時から22日(火)午後まで
- 場所:
- 朱鷺メッセ (〒950-0078 新潟市万代島6-1 TEL 025(246)8400(代))
4.参加者
- EANET参加12か国(カンボジア、中国、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モンゴル、フィリピン、ロシア、韓国、タイ、ベトナム)の代表
- ミャンマー(今次政府間会合において正式参加が承認される予定)
- ウズベキスタン(中央アジア地域代表)
- 欧州越境大気汚染条約事務局 等
5.主な議題
- EANETの協定化等に係るフィージビリティスタディの報告
- EANETの拠出を行うための適切な基盤となる文書について、議論を開始する「決定案」
- 政策決定者向け報告書の公表
- EANET中期計画案の検討
- 資金拠出等に係るガイドラインの検討及び決定
- 事務局及びネットワークセンターのパフォーマンスの評価
- 2006年作業計画及び予算の検討及び決定 他
6.ハイレベルセグメント
21日(月)17時からは、ハイレベルセグメントとして、小池百合子日本国環境大臣、UNEPテプファー事務局長、コン・サムニョン・カンボジア環境副大臣及びサコン・チャルンヴォン・ラオス環境副大臣が参加し、東アジアにおける酸性雨問題及びEANETの今後の方向性についての意見交換が行われる予定です。
(出席者については、11月14日時点の予定)
7.その他
本会合は非公開で行われます。
21日(月)の会合冒頭(9:00)及びハイレベルセグメント冒頭(17:00)での頭撮りが可能です。また、21日ハイレベルセグメント終了後(18:30から)及び22日(火)本会議終了後(15:00予定)の予定でプレスブリーフを朱鷺メッセ202会議室で行います。
取材を希望する社は、事前に以下に申し込んでください。
なお、会合における使用言語は英語です。(同時通訳有)
(取材等お申し込み先)
環境省地球環境局環境保全対策課
越境大気汚染係(瀬川、吉森、高橋、藤澤TEL 03(5521)8246)
II 東アジア酸性雨問題国際フォーラム
1.日時
平成17年11月23日(水) (祝日) 13:30-16:30
2.場所
朱鷺メッセ・マリンホール(4F) 新潟市万代島6-1
3.主催等
主催:新潟県、新潟市
(後援:環境省及び外務省(予定)、協賛:財団法人日本環境衛生センター・酸性雨研究センター)
4.主なテーマ
- 欧州及び東アジアでの越境大気汚染及び酸性雨に対する取組の状況
- 酸性雨問題等の越境大気汚染問題と市民の暮らし
- これからの酸性雨(越境大気汚染)問題への課題
5.プログラム
[1] 開会挨拶
新潟県、新潟市及び環境省から開会挨拶
[2] 講演
- キース・ブル氏(国際連合欧州経済委員会(UNECE)環境・人間居住課大気水チームチーフ:欧州評価監視プログラム(EMEP)事務局)
- 「欧州地域における科学的手法を用いた広域越境大気汚染対策の推進」
- 鈴木克徳氏(国際連合大学高等研究所上級客員研究員)
- 「東アジアにおける越境大気汚染問題とEANETの役割」
- 小柳秀明氏(中国国家環境保護総局中日友好環境保全センター チーフアドバイザー(日本専門家チーム長、JICA専門家))
- 「環境問題のデパート中国との付き合い方」
[3] パネルディスカッション
- - テーマ:酸性雨問題等の越境大気汚染問題と市民の暮らし -
- 田口洋治氏(新潟大学工学部教授、新潟県酸性雨研究連絡協議会会長)
市嶋 彰氏(NGO ワンダースクウェア代表)
小林幹夫氏(新潟県県民生活・環境部副部長)
アデレーダ・B・ローマン氏(EANET事務局プログラム・オフィサー)
6.参加申し込み
公開で行われます。参加者は一般約500名程度の予定です(参加無料・同時通訳あり)
参加申し込みについては、下記の連絡先あて、電話、faxまたは電子メールで、参加者のお名前、御所属及び連絡先をお知らせください。
国際フォーラムに関する問い合わせ先
- 新潟県 県民生活・環境部 環境対策課 副参事 (環境保全担当) 山下 研
- Tel: 025-280-5154 Fax: 025-280-5166
e-mail: env-con@mail.pref.niigata.jp
http://www.pref.niigata.jp/seikatsukankyo/kankyo/ - 新潟市 市民局 環境部 環境対策課 副参事 神田 剛
- Tel: 025-226-2721 Fax: 025-228-2199
e-mail: kankyo@city.niigata.lg.jp
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局(旧)環境保全対策課
課長: 小川 晃範(6740)
課長補佐: 瀬川 恵子(6755)
係長: 吉森 信和(6745)