報道発表資料

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2005年11月04日
  • 水・土壌

「平成16年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」対象技術の評価結果等について

環境省では、土壌汚染対策の一環として、現在実用レベルに達している低コスト・低負荷型の土壌汚染調査・対策技術を公募し、実証調査、技術評価を行う標記調査事業を実施しています。
このたび、平成16年度の調査結果を取りまとめましたので公表します。

1.本調査の目的

 低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査は、現在実用段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染調査・対策技術を募集し、本調査の対象となる技術を選定するとともに、選定した技術について現場実証試験等を行い、その結果等も踏まえ当該技術の総合的な評価を行います。これらの評価結果を公表することにより、実用段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染調査・対策技術に関する知識の普及と土壌汚染対策の推進を図ることとしています。

2.本調査の経緯

・対象技術の募集: 平成16年6月2日~7月23日(一次募集)
平成16年8月30日~9月28日(二次募集) 合計12件応募
・対象技術の採択: 平成16年10月 4技術を採択
・実証調査の実施: 平成16年11月~平成17年3月
・対象技術の評価: 平成17年10月 「低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査検討会」において最終取りまとめ

3.本調査の結果概要

 平成16年度は、一次募集及び二次募集の公募に応じた12件の技術のうちから、[1]技術の有効性 [2]技術の経済性 [3]周辺環境等への負荷度 [4]技術の実用性 [5]技術の簡便性 [6]総合的な評価の6つの観点に基づき実証調査の対象として4件の技術を選定しました。
  これらの技術について行った実証調査の結果を含めて、4.に示す学識経験者からなる「低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査検討会」において総合的な評価をしていただいた結果の概要を、別紙に示します。

4.平成16年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討会 検討員名簿

(50音順、敬称略)
氏名役職
嘉門 雅史 京都大学大学院地球環境学堂 教授
川本 克也 (独)国立環境研究所 循環型社会形成推進・廃棄物研究センター適正処理技術研究開発室長
駒井  武 (独)産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門 地圏環境評価研究グループ長
中杉 修身 横浜国立大学 共同研究推進センター 客員教授
平田 健正 和歌山大学システム工学部環境システム学科 教授
細見 正明 東京農工大学工学部化学システム工学科 教授
矢木 修身 東京大学大学院工学系研究科附属水環境制御研究センター教授

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局土壌環境課
課長:鏑木 儀郎 (内線6650)
 補佐:太田 志津子(内線6652)
 担当:佐藤 一徳 (内線6680)

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