報道発表資料
環境省では、地球環境保全政策を科学的側面から支援することを目的として、地球環境研究総合推進費(以下「推進費」という。)による研究を推進しています。
推進費は、競争的研究資金として運用されており、産学官を問わず応募のあった研究課題に対して学識経験者による審査を行い、平成18年度から着手する研究課題を選定します。
平成18年度新規研究課題の公募は10月14日(金)正午から開始し、11月30日(水)正午を期限として応募を受け付けます。
従来と同じく、地球温暖化を始め、各種地球環境問題の解決に資する独創的・先導的な研究課題を募集するほか、新たに『地球環境研究革新型研究領域』として、若手研究者を対象とした新規性・独創性・革新性の高い研究課題を募集します。
推進費は、競争的研究資金として運用されており、産学官を問わず応募のあった研究課題に対して学識経験者による審査を行い、平成18年度から着手する研究課題を選定します。
平成18年度新規研究課題の公募は10月14日(金)正午から開始し、11月30日(水)正午を期限として応募を受け付けます。
従来と同じく、地球温暖化を始め、各種地球環境問題の解決に資する独創的・先導的な研究課題を募集するほか、新たに『地球環境研究革新型研究領域』として、若手研究者を対象とした新規性・独創性・革新性の高い研究課題を募集します。
1.公募の概要
- 環境省では、平成2年度から推進費を活用して、国立試験研究機関、独立行政法人、大学、民間研究機関等、様々な分野の研究機関、研究者の連携・協力の下に、地球環境研究を総合的に進めています(平成17年度予算額30.15億円、45の研究課題を実施中)。
- 本研究資金により、地球環境の将来予測・影響・対策等に関する数多くの科学的知見を蓄積しつつあり、例えば、地球温暖化に関する研究成果は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第3次評価報告書へ引用されるなど、国際的にも貢献しています。
- 推進費では、基礎研究、応用研究を含め広く研究を実施していますが、環境省としては特に、地球環境問題を解決に導くための施策・政策に対する科学的な貢献を明確に指向した研究(政策反映指向型の研究)の提案を期待しています。
(1)研究の対象分野
研究の対象分野は、以下の6つの分野のいずれか又は複数の分野です。
- [1]
- オゾン層の破壊
- [2]
- 地球温暖化
- [3]
- 酸性雨等越境大気汚染
- [4]
- 海洋汚染(地球規模の化学物質汚染を含む)
- [5]
- 自然資源の劣化(熱帯林の減少,生物多様性の減少,砂漠化等)
- [6]
-
地球環境保全のための社会・政策研究
(2)公募する研究区分(研究制度)
次に示す[1]~[2]の研究区分について、研究課題を公募します。
- [1]
- 地球環境問題対応型研究領域
上記(1)の研究の対象分野について、公募に際して研究テーマを特定せず、個別又は複数の地球環境問題の解決に資する研究課題を広く公募するという、ボトムアップ方式の制度です(1課題当たり年間1千万円~1億円規模(直接研究費)、3年間)。応募者の要件は国内の研究機関(産学官等は問わない)に所属する研究者です。 - [2]
- 地球環境研究革新型研究領域(若手研究者のみ対象)
上記(1)の研究対象分野について、特に新規性・独創性・革新性に重点を置いた若手研究者向けの募集枠で、研究代表者及び研究参画者のすべてが平成18年4月1日時点で40歳以下を要件とします(1課題当たり年間1千万円程度(直接研究費)、1~2年間)。
2.公募の詳細
公募の詳細については、「公募要項」を参照して下さい。応募書類の様式を含め、地球環境研究総合推進費ホームページ(https://www.env.go.jp/earth/suishinhi/index.htm)にて閲覧・入手(ダウンロード)が可能です。
3.今後のスケジュール(予定)
10月14日 | 公募要項の公開(上記2.ホームページ上)、応募書類の受付開始 |
11月30日 | 応募書類の受付締切 |
12月~1月 | 第一次書面審査 |
1月~2月 | 第二次ヒアリング審査 |
2月 | 採択候補課題の決定 |
4.公募に関する問い合わせ先
環境省地球環境局総務課研究調査室
推進費担当 渡辺、千葉
TEL 03-5521-8247
FAX 03-3581-4815
e-mail suishinhi@env.go.jp
- 連絡先
- 環境省地球環境局総務課研究調査室
室長: 塚本 直也(内線6730)
補佐: 渡辺 且之(内線6732)
担当: 千葉 康人(内線6732)