報道発表資料

この記事を印刷
1998年11月09日

「水環境中の内分泌攪乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)の実態調査(秋期)」について

本調査は、「環境ホルモン緊急全国一斉調査」の一環として、夏期調査に引続き公共用水域及び地下水中の内分泌攪乱化学物質の存在状況を把握しようとするものである。調査は、内分泌攪乱化学物質に係る水質、底質及び水生生物について、一般環境調査(水質、底質、水生生物)及び、重点水域調査(水質)を実施する予定である。
1 概 要

 今回の調査は、「環境ホルモン緊急全国一斉調査」(別紙ー1参照)の一環として実施するもので、夏期調査に引続き、水環境中の内分泌攪乱化学物質の存在状況を把握しようとするものである。内分泌攪乱化学物質に係る水質、底質及び水生生物について、一般環境調査(水質、底質、水生生物)及び、重点水域調査(水質)を実施する予定である。

2 調査時期

 11月中旬~12月

3 調査計画箇所( 別紙ー2の通り)
(1) 一般環境調査
  調査箇所は、河川については下流部の環境基準点から、湖沼については指定湖沼の環境基準点から、地下水については農業地域、市街地、工業地域から、海域については閉鎖性水域の環境基準点から選定。
(2) 重点水域調査
  河川及び海域の水環境中の存在状況を詳細に把握するため、主要5河川並びに東京湾及び大阪湾について、重点的に調査を行う。
4 調査対象物質

 別紙ー3の通り

5 今後の予定

 夏期調査及び、今回実施する調査結果等を基に、内分泌攪乱化学物質の水環境中の存在状況について整理し、今後の調査検討の基礎資料とする。

6 その他

 今回実施する水質及び、水生生物に係る調査については、建設省が実施する「河川における環境ホルモン実態調査(後期)」(別添)と調査箇所及び調査対象項目について整合を図りつつ実施。

添付資料

連絡先
環境庁水質保全局水質管理課
課   長 :一方井誠治(内線6630)
 補   佐 :藤塚 哲朗(内線6632)
 調整係長 :伊藤一十三(内線6639)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。