報道発表資料

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2005年08月15日
  • 自然環境

知床国立公園知床半島先端部地区「利用の心得(案)」に関する一般からの意見募集について

環境省東北海道地区自然保護事務所では、知床国立公園知床半島先端部地区の利用の適正化を推進するため、知床国立公園利用適正化検討会議の下に知床半島先端部地区作業部会を設置し、「知床半島先端部地区利用適正化基本計画」の具体化の検討をしています。今般、同基本計画に基づく「利用の心得(案)」を作成したので、これを公表し、平成17年8月15日(月)から広く一般からの意見募集を行います。
なお、提出された意見については、その概要を取りまとめて本年9月には知床国立公園利用適正化検討会議(作業部会)を開催し、公表する予定です。

1 意見提出手続

知床半島先端部地区「利用の心得(案)」の入手方法等
 下記の問い合わせ先で閲覧及び入手することができます。また、当該「利用の心得(案)」は、環境省自然環境局東北海道地区自然保護事務所ホームページ(http://www.sizenken.biodic.go.jp/park/)に掲載します。
  • 環境省自然環境局東北海道地区自然保護事務所
     北海道釧路市幸町10丁目3番地 釧路地方合同庁舎4階 TEL:0154-32-7500
  • 環境省ウトロ自然保護官事務所
     北海道斜里郡斜里町ウトロ東186番 TEL:01522-4-2297
  • 環境省羅臼自然保護官事務所
     北海道目梨郡羅臼町湯の沢388番 TEL:0153-87-2402
意見提出期間

平成17年8月15日(月)から8月31日(水)まで 【8月31日(水)必着】

意見提出先及び提出方法
郵送 :
〒085-8639
北海道釧路市幸町10丁目3番地 釧路地方合同庁舎4階
環境省自然環境局東北海道地区自然保護事務所
FAX :
0154-32-7575
電子メール :
E-HOKKAIDO@env.go.jp

 意見提出の際、意見提出者の住所・氏名(団体の場合は団体名)・電話番号・FAX番号・メールアドレス等をご記入ください。様式は問いません。また、いただいた意見の内容については公表を前提とします(意見公表の際、匿名を希望する場合はその旨、必ず明記してください。)。

※お電話での意見は受けかねますのでご了承ください。

2 「利用の心得(案)」作成の経緯・今後のスケジュール

(1)
「利用の心得」作成の目的

 知床国立公園知床半島先端部地区(以下「先端部地区」という。)は、極めて原始性の高い自然景観と豊かな野生生物によって形成される多様な生態系を有する地域であり、人類共通の財産として持続的な保全を図り、より良い形で後世に引き継いでいく必要があります。「先端部地区」における利用については、生態系の多様性を将来にわたり保全することを前提として、自然環境に支障を及ぼさないよう適切に行うこと(知床世界自然遺産候補地管理計画)とされています。また、利用に当たっては、ヒグマによって象徴される知床の自然に対する「謙虚さ」と「畏怖・畏敬の念」を根底とした『ヒグマの棲家におじゃまする』を基本思想とする(平成13年度策定「知床国立公園の適正利用基本構想」)とされています。    
  「先端部地区」は、整備された道などの施設はなく、そのうえ刻々と変化する海況や風況、低い海水温や高密度なヒグマの生息など極めて厳しい自然条件が存在する地域であり、一般的な利用に関する安全性や快適性は全く保証されていません。従って、「先端部地区」に立ち入る「利用者」は、これら過酷な条件に自らの力だけで対処できる極めて高度な技術と体力及び判断力が求められ、全ての行動に自己の判断が要求され、その結果は全て自己の責任に委ねられることを十分に自覚することが求められます。
 これらのことから、「先端部地区」の利用の適正化を推進するため、自然保護や安全管理などに関する「利用の心得」を定め、その普及・啓発を図るものです。

(2)
知床国立公園適正利用基本構想の策定

 知床国立公園では、平成13年度において本公園の望ましい保護と利用のあり方(利用の適正化)について、学識経験者、地域関係団体及び関係行政機関で構成する「知床国立公園適正利用基本構想検討会」の設置により検討が行われ、「適正利用基本計画」を検討し定めていく等の提案がなされました。

(3)
「知床半島先端部地区利用適正化基本計画」の策定

 平成14年度から「知床国立公園適正利用基本計画検討会」が設置され、「知床半島先端部地区適正利用基本計画(以下「利用適正化基本計画」という。)」について検討が開始されました。平成16年度には、上記検討会の名称が「知床国立公園利用適正化検討会議」に改められるとともに、「利用適正化基本計画」について引き続き検討され、平成16年12月、検討会議において了承、これを受けて東北海道地区自然保護事務所長が「利用適正化基本計画」を定めました。

(4)
知床半島先端部地区「利用の心得」の検討

 平成17年3月から、「利用適正化基本計画」の具体化の検討のため、利用適正化検討会議の下に知床半島先端部地区作業部会が設けられ、「利用適正化基本計画」に基づき、先端部地区に利用者が立ち入る際に、自然保護や安全の確保などの観点から留意すべき事項や禁止事項について「利用の心得」としてまとめ、成案後は普及啓発を図っていくこととしています。

(5)
今後の予定
  • 平成17年8月 意見募集
  • 平成17年9月 「利用の心得」の成案・公表予定

 「先端部地区」の利用の適正化について、利用者はもとより地域住民、事業者、漁業関係者等に対しても、パンフレットの配布、ホームページの開設等の多様な手法や出版社、報道機関等のメディアの協力を得て、広報・周知の徹底を図っていくこととしています。

問い合わせ先
環境省自然環境局東北海道地区自然保護事務所
北海道釧路市幸町10丁目3番地 釧路地方合同庁舎4階
 TEL:0154-32-7500
 FAX:0154-32-7575
 担当 公園保護科

添付資料

連絡先
環境省自然環境局東北海道地区自然保護事務所
所長 星野 一昭
 次長 吉中 厚裕
 公園保護科長 藤森 貞明

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