報道発表資料

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2005年08月12日
  • 保健対策

石綿(アスベスト)に係る健康相談事例について

一般環境経由によるアスベストの健康影響に関しては、保健所等における健康相談を通じて情報収集を行っているところですが、7月末までの相談事例として都道府県等から報告されたものをとりまとめましたので、公表します。
  1. 石綿関連事業場の周辺住民の健康不安への対応と情報収集のため、7月2日付けで、各都道府県等に対し保健所等において環境経由の健康相談の受付を行うこと及び職業曝露に起因せず一般環境経由であることが疑われる健康相談の事例についての報告を依頼した。

  2. 7月末までのものとして報告のあった相談事例の概況は別添のとおりである。

  3. 相談を受ける中で可能な範囲で聞き取った情報であるため、職業歴、居住歴等アスベスト曝露の可能性を推定するための情報が十分でなく、これらの事例が一般環境経由によるものであるかどうかについては今後検討を要するものである。

  4. これらの情報については、8月18日(木)に予定している第2回「アスベストの健康影響に関する検討会」において報告し、検討いただく予定である。

  5. また、相談事例数が突出している尼崎市については、環境省として、尼崎市や兵庫県とも協力して、今後、中皮腫死亡例等に関する調査を実施することとしている。なお、尼崎市の相談事例については、同一の症例を重複して計上している可能性がある。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課
課長 柴垣 泰介 (内線6310)
 課長補佐 永島 徹也 (内線6315)
 保健業務室
 室長 俵木 登美子 (内線6320)
 室長補佐 近藤 恵美子 (内線6322)

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