報道発表資料
環境省では、平成17年4月上旬 ~ 6月上旬にかけて、全国の水浴場を対象として地方公共団体が実施した水質調査の結果を取りまとめた。この結果、
- (1)
- 評価対象となった749ヶ所の水浴場すべてが、水浴場として適当な水質であった。
- (2)
- 特に、水浴場として良好な水質である「水質A」以上の水浴場数は、611ヶ所(全体の82%)であった。
調査の概要
- 調査実施団体
- 都道府県及び水質汚濁防止法により公共用水域の水質汚濁状況の常時監視等について権限を委任されている市
- 調査対象水浴場
- 昨年の利用者がおおむね1万人以上の海水浴場及び5千人以上の湖沼・河川水浴場
- 調査対象項目
- ふん便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度
(水素イオン濃度(pH)、病原性大腸菌O-157についても、参考項目として調査) - 採水年月日
- 平成17年4月上旬 ~ 6月上旬
水質調査結果の概要
- 水浴場水質判定基準(別紙)に照らした水質の区分ごとの水浴場数は表1のとおりであった。
- (1)
- 水浴場として良好な水質である「水質AA」及び「水質A」にランクされた水浴場は611ヶ所で評価対象水浴場の82%(前年度605ヶ所、80%)で前年度を上回った。
- (2)
- このうち「水質ΑΑ」にランクされた水浴場は432ヶ所で評価対象水浴場の58%(前年度356ヶ所、47%)で前年度を上回った。
- (3)
- 「水質B」又は「水質C」とみなされる水浴場のうち、何らかの改善対策を要する水浴場はなかった。
- 環境省選定の「日本の水浴場88選」のうち、評価対象となる85水浴場については、78の水浴場が「水質A」以上であり、全ての水浴場で「水質B」以上の判定であった。(表3)
参考
「快水浴場 」の選定について
環境省では、水辺の自然と親しむことの重要性の増大や、環境政策の新たな展開も踏まえ、人々が水に直接触れることができる個性ある水辺を積極的に評価して、「
添付資料
- 表1~3[PDFファイル 10KB] [PDF 9 KB]
- (別紙)水浴場水質判定基準[PDFファイル 15KB] [PDF 14 KB]
- (参考資料 1~3)[PDFファイル 35KB] [PDF 34 KB]
- 連絡先
- 環境省環境管理局水環境部企画課
課長: 谷 みどり (6610)
補佐: 大森 健司 (6615)
担当: 並木 正治 (6624)