報道発表資料

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2005年07月01日
  • 保健対策

「熱中症保健指導マニュアル」の作成について

環境省では保健活動にかかわる方々に、我が国の一般環境の状況と熱中症についての新しい科学的知見や関連情報を紹介し、保健活動に活用していただくことを目的として、「熱中症保健指導マニュアル」を作成しました。環境省ホームページに7月1日から掲載しますのでお知らせします。

1. 経緯

 ヒートアイランド現象や地球温暖化による影響の一つとして、熱ストレスの増大が指摘されていますが、一般環境における熱ストレスの増大は、日常生活における熱中症発症のリスクを高めることになります。従来、熱中症の多くは高温熱下での労働や運動活動で発生していましたが、現在では日常生活における発生が増加していると言われています。また、熱中症の症状は一様ではなく、症状が重い場合には生命に危険が及ぶこともあります。
 そのため、熱中症に対する科学的な理解を深め、適切な保健指導を進めるためには、熱中症に関する知識や情報を広く提供することが不可欠であるとの観点から、地方公共団体や保健所等において保健活動や環境問題に取り組んでおられる方々に、熱中症に関する最新の科学的知見や関連情報を可能な限り紹介し、活動に活用していただくことを目的として、このたび「熱中症保健指導マニュアル」を作成しました。


2. ホームページへの掲載等

 本マニュアルが、多くの関係者の方々に広く活用されるよう、7月1日から下記環境省ホームページ上に掲載します。また、1週間後を目途に全国の保健所や都道府県等に配布する予定です。
https://www.env.go.jp/chemi/kenkou.html


3.冊子を郵送希望の方

 冊子を希望する方は、返信用封筒(A4サイズを封入可能な大きさのもの)に切手 (1部240円、2部390円、それ以上はお問い合わせ下さい)を貼った上で、環境省環境保健部環境安全課まで郵送して下さい。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
課長 上家 和子(内6350)
 専門官 山本 要(内6352)
 係長 入江 芙美(内6352)
 担当 奥崎 浩享(内6354)