報道発表資料

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1998年11月03日

国連気候変動枠組条約第4回締約国会議(COP4)について

速報(11月3日)

1.補償問題

 補償問題(条約第4条8項及び9項)につき、コンタクト・グループが設置され、早速第一回会合が開催された。(5日、9日にも実施予定。)

2.シンク

 今年6月ボンで作られた決議案がSBSTAで提示され、内容については特段の異論がなく、非公式な協議を経た上でCOPで採択される見通しとなった。目録作成に関するタスク・フォースの設置についての日本の貢献が評価された。なお、我が国より、シンクに関する我が国の考え方をとりまとめたペーパーを議場にて配布した。

3.AIJ(共同実施活動)

 SBSTA/SBIの共同会合において、途上国側からAIJの実施状況が不十分であり、実施の期限を当初予定の99年末から延長するべしとの意見が出された。これに対し、先進国側は当初の期限通り評価を行い、終了すべきと主張。ドイツが議長となり、非公式な協議のもと、議論が継続されることとなった。

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