報道発表資料

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2005年05月24日
  • 大気環境

平成16年度環境技術実証モデル事業 酸化エチレン処理技術分野における実証試験結果報告書について

平成16年度環境技術実証モデル事業酸化エチレン処理技術分野における実証試験結果報告書が、実証機関である東京都により作成され、環境省が承認しましたのでお知らせいたします。

1. 背景・経緯

 環境技術実証モデル事業(以下、「モデル事業」という。)は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために、普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業をモデル的に実施することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
 平成16年度モデル事業酸化エチレン処理技術分野において、実証機関である東京都により、環境技術実証モデル事業酸化エチレン処理技術分野酸化エチレン処理技術実証試験要領(平成16年6月9日公表)に基づく試験が各実証対象技術(以下参照)について実施され、その結果が実証試験結果報告書として取りまとめられました。

2. 報告書の内容

 今回実証試験を行った酸化エチレン処理技術は、医療機関や製薬工場等で使用されている酸化エチレン滅菌装置(容量50~200L程度)からの排ガスを触媒燃焼方式により、適切に処理するものです。今回の実証試験により、酸化エチレンガスが触媒により適切に分解されていることが確認されました。
 各技術毎の詳細な実証試験結果報告書等は、環境技術実証モデル事業ホームページ(URL http://etv-j.eic.or.jp)から自由にダウンロードして頂くことができます。
 なお、モデル事業による技術実証の結果は、環境技術の性能を保証するものではなく、一定の条件下における環境技術の環境保全効果についてまとめたものです。個々の実証対象技術についての詳しい説明等は、各メーカーに直接お問い合わせ下さい。

平成16年度実証対象技術

EOG除害装置(EJ-250L型)/環境技術開発者:液化炭酸(株)
酸化エチレン処理装置(PurEo:ピュレオ)/環境技術開発者:(株)島川製作所

添付資料

連絡先
環境省環境管理局総務課環境管理技術室
室長   :徳永 泉  (内6550)
 室長補佐:瀬川 正宇(内6551)
 担当   :根岸 美好(内6573)

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