報道発表資料

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2005年04月18日
  • 保健対策

神栖町A・Bトラック地区モニタリング孔の調査結果等について

先のA・Bトラック地区の外縁に設置した17カ所のモニタリング孔の地下水調査において,B地区の南西端の1孔から0.0015mg/リットルから0.0027mg/リットルのジフェニルアルシン酸が検出されたことが判明したので,今後の対応と併せ,お知らせします。
  1. ジフェニルアルシン酸の調査結果等について
    (1)調査対象範囲
    A・Bトラック地区の外縁に設置した17カ所のモニタリング孔
    (2)調査結果等
    採水日 :平成17年3月1日
    採水件数 :17件
    不検出 :16件
    検出 :1件(M-3孔)(図参照
     
    ※検出値(ヒ素換算値)
    深さ10m:0.0015mg/リットル
    深さ20m:0.0027mg/リットル
    深さ30m:0.0026mg/リットル
    (検出下限値は,0.001mg/リットル)


  2. 今後の対応について
     「茨城県神栖町における地下水汚染範囲のモニタリング及び飲用井戸水の安全確保について」(別紙)等に基づき,以下の対応を講ずる。
    (1)当面の対応
    A・Bトラック地区外のMー3孔から概ね半径200メートル圏内(図参照)のジフェニルアルシン酸未検査の全ての飲用井戸の調査
    A・Bトラック地区外のM-3孔から概ね半径200メートル圏内(図参照)の井戸水の飲用等の自粛指導
    仮設給水所の設置
    (2)その後の対応
    2の(1)の飲用井戸の調査結果をもとに,専門家の意見を踏まえて,井戸水が汚染されている可能性のある範囲を決定(国内における毒ガス弾等に関する総合調査検討会の一部委員のアドバイスを受けて決定)。
    2の(1)の飲用井戸の調査結果をもとに,専門家の意見を踏まえて,当該地域周辺で新たなモニタリング孔を設定し(国内における毒ガス弾等に関する総合調査検討会の一部委員のアドバイスを受けて設定),継続的なモニタリングを実施する。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課環境リスク評価室
室長         北窓 隆子(内線6340)
 室長補佐      馬場 康弘(内線6341)
 環境専門調査員 高野 岳  (内線6334)

茨城県
TEL 029(301)1111
生活環境部環境対策課長 横田 正雄
    課長補佐(技術総括):大部 好廣(内線2962)
保健福祉部生活衛生課長 細谷 佳史
           課長補佐:藤咲 和弘(内線3428)
保健福祉部保健予防課長 緒方 剛
  健康危機管理対策室長:大森 一孝(内線3211)

神栖町生活環境部環境課
TEL 0299(90)1111
 課長           大槻 孝雄(内線140)
 地下水汚染対策室長 野口 正信(内線146)

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